特許
J-GLOBAL ID:200903053549001833

画像形成装置及び画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188443
公開番号(公開出願番号):特開平10-020617
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 像担持体上に順次形成される複数色のトナー像を中間転写体に重ねて転写し、重ね合わされたトナー像を用紙上に一括転写する画像形成装置及び画像形成方法において、転写時のトナーの飛散や放電に起因する画質の劣化を防止し、さらに二次転写時の加熱による像担持体などの損傷を防止する。【解決手段】 像担持体1と接触するように中間転写体5を配設し、該中間転写体を支持ローラ9,10と、加熱ローラ13の下流側に配置される冷却ローラ11,12とによって張架する。この中間転写体5は最大画像長さの二倍以上の周長を有しており、像担持体1上に単色のトナー像を転写した後、該トナー像の先端が転写位置の上流側に到達するまで逆方向に駆動し、その後次のトナー像を転写するように設定する。これにより、一次転写の行われていない中間転写体の周面が冷却ローラで冷却され、次の画像形成時に一次転写領域の温度が安定化する。
請求項(抜粋):
周面にトナーが付着することによってトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体と対向し、周面の周回移動が可能となるように支持された中間転写体と、前記中間転写体が前記像担持体と対向する位置で、前記像担持体上のトナー像を前記中間転写体上に一次転写する静電転写手段と、前記中間転写体上のトナー像を加熱し、中間転写体に当接される記録媒体へ前記トナー像を二次転写する加熱転写手段とを備え、前記像担持体上に順次形成される複数色のトナー像を、前記中間転写体上に重ねて転写し、複数色が重ね合わされたトナー像を記録媒体に一括して転写する画像形成装置において、前記中間転写体は、最大画像長さの二倍以上の周長を有するとともに、前記像担持体上の単色トナー像が転写された後、該画像の先頭位置が転写位置の上流側に到達するまで逆方向に駆動され、その後次の色のトナー像の転写が行なわれるように設定され、前記中間転写体周面の、前記一次転写が行なわれていない領域の少なくとも一部は、その温度が該画像形成装置内の空気温度へ近づくように変化する冷却領域となっていることを特徴とする画像形成装置。
IPC (3件):
G03G 15/01 114 ,  G03G 15/16 ,  G03G 21/00 530
FI (3件):
G03G 15/01 114 A ,  G03G 15/16 ,  G03G 21/00 530

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