特許
J-GLOBAL ID:200903053552589515

ベリリウムを含有する金属ガラスの形成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522498
公開番号(公開出願番号):特表平8-508545
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】10<SP>6</SP>K/s未満の適切な速度で、ガラス状遷移温度以下に冷却することにより金属ガラスを形成する合金は、2から47原子%の範囲のベリリウム、30から75%の範囲の早い遷移金属の少なくとも1種及び5から62%の範囲の遅い遷移金属の少なくとも1種を含有する。金属ガラスの好ましい群は、式(Zr<SB>1-x</SB>Ti<SB>x</SB>)<SB>a</SB>(Cu<SB>1-y</SB>Ni<SB>y</SB>)<SB>b</SB>Be<SB>c</SB>を有する。一般に、aは30から75%の範囲であり、より下限値はxの増加とともに増加する。xが0から0.15の範囲にある場合、bは5から62%の範囲であり、cは6から47%の範囲である。cの値は、0<x<1の広範囲内のxとbに対する相関値範囲に依存して2から47%の間にある。図3〜5は、合金のガラス状形成領域をしっかりと囲んで示した擬三元系組成図をである。他の元素も合金の割合を変えて存在できる。
請求項(抜粋):
式(Zr1-xTix)a1ETMa2(Cu1-yNiy)b1LTMb2Becを有する合金で形成される金属ガラスであって、 xとyは原子分率であり、かつa1、a2、b1、b2及びcは原子百分率であり、 ETMは、V、Nb、Hf、及びCrからなる群から選択された早い遷移金属の少なくとも一種であり、かつ前記Crの原子百分率は、0.2a1以下であり、 LTMは、Fe、Co、Mn、Ru、Ag及びPdからなる群から選択された遅い遷移金属であり、 a2は、0から0.4a1の範囲であり、 yは、0から1の範囲であり、かつ (A)xが、0から0.15の範囲である場合、 (a1+a2)は30から75%の範囲であり、 (b1+b2)は5から62%の範囲であり、 b2は0から25%の範囲であり、かつ cは6から47%の範囲であり、 (B)xが、0.15から0.4の範囲である場合、 (a1+a2)は30から75%の範囲であり、 (b1+b2)は5から62%の範囲であり、 b2は0から25%の範囲であり、かつ cは2から47%の範囲であり、 (C)xが、0.4から0.6の範囲である場合、 (a1+a2)は35から75%の範囲であり、 (b1+b2)は5から62%の範囲であり、 b2は0から25%の範囲であり、かつ cは2から47%の範囲であり、 (D)xが、0.6から0.8の範囲である場合、 (a1+a2)は35から75%の範囲であり、 (b1+b2)は5から62%の範囲であり、 b2は0から25%の範囲であり、かつ cは2から42%の範囲であり、 (E)xが、0.8から1の範囲である場合、 (a1+a2)は35から75%の範囲であり、 (b1+b2)は5から62%の範囲であり、 b2は0から25%の範囲であり、かつ cは2から30%の範囲であり、 (b1+b2)が10から49%の範囲である場合、3cは(100-b1-b2)以下である限定下にある 金属ガラス。
IPC (4件):
C22C 45/06 ,  C22C 9/00 ,  C22C 14/00 ,  C22C 16/00
FI (4件):
C22C 45/06 ,  C22C 9/00 ,  C22C 14/00 Z ,  C22C 16/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭59-116350
  • 特開昭59-126739
  • 特開昭59-116350
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