特許
J-GLOBAL ID:200903053555444160

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333058
公開番号(公開出願番号):特開平5-329159
出願日: 1991年12月17日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 人為的手段を介することなく、被検体内の音速分布等の条件の変動によらず常に最適なフォーカス状態の画像を得る。【構成】 フォーカスパターン選択回路17で順次選択された送信フォーカスパターンに応じて、送信フォーカス発生回路15で送信フォーカスを行う。エコー信号に対して、受信フォーカス発生回路16で、送信フォーカスパターンに対応した受信フォーカスパターンで受信フォーカスを行い、被検体の同一部位に対して、フォーカスパターンの異なる複数の画像データをメモリ21〜23に記憶する。フォーカス評価回路30は、メモリ21〜23に記憶された複数の画像データの中から、各画像データが有する所定の特徴量を比較して最適なフォーカス状態の画像データを選択し、合成メモリ25に記憶し、断層像を合成する。
請求項(抜粋):
配列された複数の超音波振動子を有し、この超音波振動子によって被検体内に超音波ビームを送波すると共に被検体内からの超音波エコーを受波してエコー信号を出力する超音波プローブと、複数の送信フォーカスパターンのうちの一つを順次選択し、選択された送信フォーカスパターンに基づいて複数の超音波振動子の駆動タイミングを決定して送信フォーカスを行う送信フォーカス手段と、複数の超音波振動子より出力されるエコー信号に対して、時系列的にまたは同時に複数の受信フォーカスパターンに基づく遅延を行って、受信フォーカスを行う受信フォーカス手段と、この受信フォーカス手段によって受信フォーカスが行われたエコー信号に基づいて画像データを生成する信号処理手段と、被検体の同一部位に対して、送信フォーカスパターンと受信フォーカスパターンの複数の組合せによる複数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、この画像データ記憶手段に記憶された複数の画像データの中から、各画像データが有する所定の特徴量を比較して、最適なフォーカス状態の画像データを選択するフォーカス評価手段と、このフォーカス評価手段によって選択された画像データに基づいて断層像を形成する画像形成手段とを具備することを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/14 ,  G01N 29/06

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