特許
J-GLOBAL ID:200903053560441829
切粉に対する表面潤滑性にすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-175219
公開番号(公開出願番号):特開2002-361502
出願日: 2001年06月11日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 切粉に対する表面潤滑性にすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)下部層として、1〜20μmの平均層厚を有する、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種または2種以上の積層からなるTi化合物層、(b)上部層として、1〜15μmの平均層厚を有する、酸化アルミニウム層および/または酸化アルミニウムの素地に酸化ジルコニウム相が分散分布してなる酸化アルミニウム-酸化ジルコニウム混合層、(c)表面潤滑層として、0.1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:(Zr1-XVX)OY 、で表わした場合、厚さ方向中央部をオージェ分光分析装置で測定して、X:原子比で0.1〜0.6、Y:ZrとVの合量に対する原子比で1.2〜1.9、を満足するZrとVの複合酸化物層、以上(a)〜(c)で構成された被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a)下部層として、1〜20μmの平均層厚を有する、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層、(b)上部層として、1〜15μmの平均層厚を有する、酸化アルミニウム層および/または酸化アルミニウムの素地に酸化ジルコニウム相が分散分布してなる酸化アルミニウム-酸化ジルコニウム混合層、(c)表面潤滑層として、0.1〜5μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:(Zr1-XVX)OY 、で表わした場合、厚さ方向中央部をオージェ分光分析装置で測定して、X:0.1〜0.6、Y:ZrとVの合量に対する原子比で1.2〜1.9、を満足するZrとVの複合酸化物層、以上(a)〜(c)で構成された被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる、切粉に対する表面潤滑性にすぐれた表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14
, B23C 5/16
, C23C 14/06
, C23C 16/30
FI (4件):
B23B 27/14 A
, B23C 5/16
, C23C 14/06 P
, C23C 16/30
Fターム (27件):
3C046FF03
, 3C046FF10
, 3C046FF11
, 3C046FF13
, 3C046FF16
, 3C046FF19
, 3C046FF22
, 3C046FF25
, 4K029BA41
, 4K029BA44
, 4K029BA50
, 4K029BA54
, 4K029BA55
, 4K029BA60
, 4K029BC00
, 4K029BD05
, 4K029EA01
, 4K030BA35
, 4K030BA36
, 4K030BA38
, 4K030BA41
, 4K030BA42
, 4K030BA43
, 4K030CA05
, 4K030JA01
, 4K030LA01
, 4K030LA22
引用特許:
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