特許
J-GLOBAL ID:200903053565308124
X線回折装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190283
公開番号(公開出願番号):特開平6-011465
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 蓄積性蛍光体とカウンタとを設けて、単結晶の構造解析に有用なX線回折装置とする。【構成】 X線源16から出たX線はコリメータ21を通って、カッパゴニオメータ18に取り付けられた試料28に照射される。試料28からの回折X線は、円筒面の内面に沿った形状の蓄積性蛍光体12、13に記録され、読み取り装置36で読み取られる。暗箱20の内部には、蓄積性蛍光体12、13のほかにシンチレーションカウンタ14も設置されている。試料28の構造解析を行うには、蓄積性蛍光体12、13を用いた測定と、シンチレーションカウンタ14を用いた測定とを、目的に応じて選択できる。また、シンチレーションカウンタ14を利用して結晶の単位格子の決定だけを行い、その後の構造解析用のデータは蓄積性蛍光体12、13で測定するという使い方もできる。
請求項(抜粋):
試料からの回折X線を蓄積性蛍光体に潜像として記録し、前記蓄積性蛍光体に励起光を照射して前記潜像を読み出すX線回折装置において、次の特徴を有するX線回折装置。(イ)前記蓄積性蛍光体の記録面を円筒面の内面に沿う形状とする。(ロ)前記円筒面の中心線上に前記試料を配置する。(ハ)前記蓄積性蛍光体を前記中心線に平行な方向に移動可能にする。(ニ)前記中心線の回りに回転可能な計数管式のX線検出器を検出器搭載台に設置する。(ホ)前記検出器搭載台を前記中心線に平行な方向に移動可能にする。
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