特許
J-GLOBAL ID:200903053572076239
縮退のない曲線および曲面平滑化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228723
公開番号(公開出願番号):特開平8-096147
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【課題】 曲線長の減少なしに区分線形図形を平滑化する。【解決の手段】 図形を規定する各頂点にたいし、頂点近傍を選択する(420)。第一ベクトル変位は、第一ベクトル平均に第一スケール・ファクタを掛けることにより各頂点について決定する。頂点の第一位置は、第一変位ベクトルの方向および大きさにより移動させられた場合に得られる位置である。第二ベクトル変位が、同じプロセスにより決定される。第二スケール・ファクタは第一スケール・ファクタとは符号が反対であり、負のものは正のものよりも大きい。頂点の第二位置は、第二変位ベクトルの方向および大きさにより移動させられた場合に得られる位置である。第二位置内の全ての頂点により規定されるような図形が特定の平滑基準内にある場合、そのアルゴリズムは修了し、違う場合は、各頂点にたいする第一ベクトルを決定する工程から繰り返す。
請求項(抜粋):
a.区分的線形図形を描き表す複数の頂点の集合を決定するステップと、b.各頂点に関連した近傍を決定するステップで、各近傍は、頂点がその近傍に含まれないように頂点の集合からゼロ以上の近傍頂点の小集合からなり、c.反対の符号の第一、第二スケール・ファクタを記述するステップで、負のスケール・ファクタの大きさは正のスケール・ファクタより大きく、d.各頂点に対する第一ベクトル変位を決定するステップで、該第一ベクトル変位は第一スケール・ファクタと第一ベクトル平均を掛けたものであり、第一ベクトル平均は全てのゼロ以上の近傍ベクトルの平均であり、各近傍ベクトルは頂点からその近傍頂点の各々にいたるものであり、全ての頂点はそれぞれ現在位置にあり、e.各頂点の第一位置を決定するステップで、該第一位置は現在の位置からの第一ベクトル変位により移動した頂点の位置であり、f.各頂点に対する第二ベクトル変位を決定するステップで、該第二ベクトル変位は第二スケール・ファクタと第二ベクトル平均を掛けたものであり、第二ベクトル平均は全てのゼロ以上の第二近傍ベクトルの平均であり、各第二近傍ベクトルは頂点からその近傍頂点の各々にいたるものであり、全ての頂点はそれぞれの第一位置にあり、g.各頂点の第二位置を決定するステップで、該第二位置はそれらの第一位置からの第二ベクトル変位により移動した頂点の位置であり、h.その各々の第二位置として各頂点の現在位置を確立するステップと、i.それらの第二位置における頂点により規定される図形が平滑基準を満たしていないなら、平滑基準が満たされるまでステップdからiを繰り返すステップを含むことを特徴とする区分的線形図形を平滑化するための方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F 15/72 355 P
, G06F 15/72 460
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