特許
J-GLOBAL ID:200903053572700544

減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252906
公開番号(公開出願番号):特開平11-082648
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【目的】 構造簡単で小型、安価としながら入力軸33の回転を広範囲で減速させる。【構成】 ピストン47を一側に移動させた最低回転数時には、第2クラッチ51のみが接続状態となるため、入力軸33の回転は遊星歯車36により大幅に減速されるが、ピストン47を他側に移動させた最高回転数時には、第1クラッチ46のみが接続状態となるため、入力軸33の回転は減速されずに出力され、両者の減速比は大きく異なる。また、第1、第2クラッチ46、51の切換え動作は1個のピストン47の移動により行われるため、部品点数が減少する。
請求項(抜粋):
固定ケースと、該固定ケース内に収納され、太陽歯車を有する入力軸と、固定ケース内において前記太陽歯車を囲むよう配置された回転可能なリング歯車と、前記太陽歯車とリング歯車との間に設置され、これら太陽歯車、リング歯車双方に噛み合う複数の遊星歯車と、前記遊星歯車を回転可能に支持するとともに出力軸に連結されたキャリアとを備えた減速装置において、前記入力軸とキャリアとの間に第1クラッチを介装するとともに、リング歯車と固定ケースに回転が阻止されながら取付けられた固定部材との間に第2クラッチを介装し、かつ、一側に移動したとき第1クラッチを遮断状態に、第2クラッチを接続状態に、一方、他側に移動したとき、第1クラッチを接続状態に、第2クラッチを遮断状態に切換える1個の切換え体を設けるとともに、該切換え体を一側、他側方向に移動させる移動手段を設け、前記切換え体を移動手段によって一側に移動させることにより、入力軸の回転を固定されたリング歯車に噛み合う遊星歯車で減速して出力軸から出力し、一方、切換え体を移動手段によって他側に移動させることにより、入力軸の回転をキャリアを介して減速することなく出力軸から出力するようにしたことを特徴とする減速装置。
IPC (3件):
F16H 3/66 ,  F03C 1/253 ,  F16H 3/62
FI (3件):
F16H 3/66 A ,  F03C 1/253 ,  F16H 3/62 Z

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