特許
J-GLOBAL ID:200903053581948290

オーディオ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-266117
公開番号(公開出願番号):特開平11-113097
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 従来、2チャンネルのオーディオ信号に対して広がり感を得る方法として、波形上の差信号をサラウンドスピーカより出力する方法がよく知られている。しかし、この方法では残響成分が増幅されるためにオリジナルの音色と異なってしまうことと、音像がぼやけてしまう問題があった。【解決手段】 左右チャンネルのスペクトル分析を行って左右共通スペクトル成分を抽出し、共通スペクトル成分を基にフロントチャンネルとサラウンドチャンネルの波形を生成することにより広がり感のある音響空間を得る。
請求項(抜粋):
各種のオーディオソースから2チャンネルのステレオ信号を入力し、所定の処理を施してサラウンドスピーカを含む複数のスピーカから再生するオーディオ装置において、左右のチャンネル信号のスペクトルを分析する入力スペクトル分析手段と、上記入力スペクトル分析手段で分析したスペクトルから、上記左右のチャンネルに共通に含まれる成分を算出する共通成分算出手段と、上記共通成分算出手段で算出した共通成分に基づいて、入力スペクトルをフロントチャンネルとサラウンドチャンネルに分離し、出力チャンネルのスペクトルを生成する出力スペクトル算出手段と、上記出力スペクトル算出手段で算出された出力スペクトルから4チャンネルの波形を生成する出力波形生成手段とを、備えることを特徴とするオーディオ装置。

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