特許
J-GLOBAL ID:200903053589552689

防爆安全装置を備えた二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-263402
公開番号(公開出願番号):特開平8-124554
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 安全弁と常開型感圧スイッチ機構を含んだ防爆安全装置の動作精度および信頼性を高めるとともに電池の組立性および量産性を高める。【構成】 蓋要素は、円筒部3aと底板部3bとを一体に有するリング形の封口ガスケット3と、封口ガスケット3の上面側内周にはめ込まれたストッパ座金4と、ストッパ座金4の上に重ねて封口ガスケット3の内周にはめ込まれた金属薄板からなる円形のダイヤフラム5と、ダイヤフラム5の上に外周部分が重なるように封口ガスケット3の内周にはめ込まれたガス抜き穴6aを有する円形でハット形の金属製蓋端子板6と、封口ガスケット3の下面に同心に装着された固定接点座金7と、ダイヤフラム5の下面中央に一体的に突設された金属製の連結部材8aと、連結部材8aの下端に上面中央が一体的に接合された金属製の可動接点板8とにより一体的に組み立てられている。
請求項(抜粋):
有底円筒形の金属製電池ケースと、この電池ケースに収納された発電要素と、前記電池ケースの開口部を密封する蓋要素とからなる電池であって、前記蓋要素は、リング形の封口ガスケットの上面側内周にはめ込まれたストッパ座金と、このストッパ座金の上に重ねて前記封口ガスケットの内周にはめ込まれた金属薄板からなる円形のダイヤフラムと、このダイヤフラムの上に外周部分が重なるように前記封口ガスケットの内周にはめ込まれたガス抜き穴を有する円形でハット形の金属製蓋端子板と、前記封口ガスケットの下面に同心に装着された固定接点座金と、前記ダイヤフラムの下面中央に一体的に突設された金属製の連結部材と、この連結部材の下端に上面中央が一体的に接合された金属製の可動接点板とにより一体的に組み立てられ、前記固定接点座金の内径寸法は前記可動接点板の外径寸法より僅かに小さく、常態では前記可動接点板は前記固定接点座金の下方に位置していて非接触に保たれ、前記ストッパ座金の内径寸法は前記可動接点板の外径寸法より充分に小さく、前記発電要素の一方の電極は前記電池ケースに接続され、前記発電要素の他方の電極に接続されているリードタブの先端が前記可動接点板の下面に接続され、一体的な前記蓋要素が前記電池ケースの開口部分の内周にはめ込まれ、前記固定接点座金が前記電池ケースのくびれ部の上に当接し、前記電池ケースの開口部分が内側にかしめられることで前記封口ガスケットが圧縮されて、前記電池ケースが密封されていることを特徴とする防爆安全装置を備えた二次電池。
IPC (3件):
H01M 2/34 ,  H01M 2/12 101 ,  H01M 10/38

前のページに戻る