特許
J-GLOBAL ID:200903053593333711

ベクトル処理装置及び最大ベクトル長制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004925
公開番号(公開出願番号):特開2000-207390
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、故障を起こしたプロセッサを全て切り捨てることなく、障害を起こしたプロセッサ内でまだ使用可能なレジスタのみを使用することで、縮退運転を回避すると伴に、残された資源を有効活用し、性能低下を極力抑えた状態でシステムを運用し続けることができるベクトル処理装置及び最大ベクトル長制御方法を提供することを課題とする。【解決手段】 最大ベクトル長及びベクトルレジスタ使用開始レジスタ番号を記憶する手段と、ベクトルレジスタが故障した際に故障の発生した個所の情報を出力する手段と、故障個所情報に基づいて最適な構成を選択して故障を検出したベクトルレジスタを除くベクトルレジスタのみを使用するように、最大ベクトル長を記憶する手段に記憶されている最大ベクトル長MVLの値を書き換える命令及び/またはベクトルレジスタ使用開始レジスタ番号を書き換える命令を用いて、最大ベクトル長MVL及び使用ベクトルレジスタ開始位置を設定する手段を有する。
請求項(抜粋):
故障を起こしたプロセッサを全て切り捨てることなく縮退運転を回避するとともに、残された資源を有効活用して性能低下を極力抑えた状態でシステムを運用し続けることができるベクトル処理装置であって、ベクトルレジスタの保持できる最大ベクトル長を記憶する手段と、有効なベクトルレジスタの始点の情報であるベクトルレジスタ使用開始レジスタ番号を記憶する手段と、ベクトルレジスタが故障した際に当該故障の発生した個所を検出して生成した故障個所情報を出力する手段と、前記故障個所情報に基づいて最適な構成を選択して前記故障を検出したベクトルレジスタを除くベクトルレジスタのみを使用するように、前記最大ベクトル長を記憶する手段に記憶されている最大ベクトル長の値を書き換える命令及び/または前記ベクトルレジスタ使用開始レジスタ番号を書き換える命令を用いて、前記最大ベクトル長及び/または使用ベクトルレジスタ開始位置を設定する手段とを有することを特徴とするベクトル処理装置。
IPC (3件):
G06F 17/16 ,  G06F 9/38 310 ,  G06F 11/20 310
FI (3件):
G06F 15/347 V ,  G06F 9/38 310 G ,  G06F 11/20 310 K
Fターム (9件):
5B013EE10 ,  5B034BB13 ,  5B034BB16 ,  5B056AA00 ,  5B056FF01 ,  5B056FF02 ,  5B056FF10 ,  5B056FF12 ,  5B056GG01
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 情報処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-126445   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平3-259349
  • 特開平3-036666
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審査官引用 (1件)
  • 情報処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-126445   出願人:株式会社日立製作所

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