特許
J-GLOBAL ID:200903053595709476

車両用発電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-122620
公開番号(公開出願番号):特開平8-317599
出願日: 1995年05月22日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 ロータの慣性エネルギーを有効に回収できるとともに、ベルトの耐久性の高いワンウェイクラッチ付の車両用発電機を得る。【構成】 ワンウェイクラッチ30を介して発電機本体のロータ軸8aを駆動するプーリ39のプーリ溝39aの面の凹凸を積極的に大きくしてベルトとの摩擦力を増加させ、ベルトが滑ることなくドラッグトルク以上のトルクをワンウェイクラッチに伝達できるようにした。ベルトが滑らないので、ベルトの寿命が長くなり、またワンウェイクラッチが確実に動作するので、ロータの慣性エネルギーを有効に回収できる。
請求項(抜粋):
中空筒状のクラッチアウタとこのクラッチアウタと同軸に配設されたクラッチインナと上記クラッチアウタと上記クラッチインナとの間に介装されたローラとを有するものであって上記ローラを介して上記クラッチアウタと上記クラッチインナとの間で所定の回転方向にトルクを伝達し上記回転方向と逆の方向には所定の空転開始トルク以上のとき空転してトルクを伝達しないようにされたワンウェイクラッチ、ベルトが巻掛けられる巻掛面を有し車両を駆動する動力装置により上記ベルトを介して駆動されるものであって上記回転方向と逆の方向に上記所定の空転開始トルク以上のトルクを上記ベルトから滑ることなく伝達されるべく上記ベルトとの間の摩擦力が所定値以上確保されるようにされたプーリ、及び回転軸に回転自在に支持されたロータを有する発電機本体を備え、上記回転軸は上記クラッチインナと一体に回転しうるようにされ、かつ上記クラッチアウタは上記プーリと一体に回転しうるようにされたものであって、上記所定の回転方向に上記プーリから上記回転軸にトルクが伝達されるものである車両用発電機。

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