特許
J-GLOBAL ID:200903053596011782

エレベータの防煙装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226983
公開番号(公開出願番号):特開平6-072680
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 建物内に火災が発生したとき、出入口周縁部と乗場扉との隙間から火煙が昇降路内等に流入するのを確実かつ安価に防止する。【構成】 乗場扉1と出入口2の周縁部との隙間に、内部空間を有する膨脹可能な遮煙材を取付け、各階の乗場に煙感知器を取付けて、煙感知器が設定時間T1以上作動したとき、供給バルブ14を開放して不燃性流体6を前記遮煙材の内部空間に充填して膨脹させ、エレベータかご8を最寄階に停止させるとともに、その後、前記煙感知器の作動が設定時間T2 以内に停止したとき、ドレインバルブ15を開放して遮煙材の内部空間の不燃性流体6を排出し、エレベータかご8を再運転可能とした。
請求項(抜粋):
乗場扉と出入口周縁部との隙間に取付けられ、内部空間を有し、膨脹して前記隙間を閉塞する膨脹遮煙材と、前記膨脹遮煙材の内部空間に充填されて膨脹せしめる不燃性流体と、各階の乗場に取付けられた煙感知器と、前記膨脹遮煙材の内部空間への不燃性流体の供給を制御する供給制御弁と、前記膨脹遮煙材の内部空間に充填された不燃性流体の排出を制御する排出制御弁と、前記煙感知器が作動したとき、供給制御弁を開放して不燃性流体を膨脹遮煙材の内部空間に充填せしめる制御手段とを具備することを特徴とするエレベータの防煙装置。

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