特許
J-GLOBAL ID:200903053607617084

多軸型コンバインドサイクル発電プラントの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三谷 惠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-060173
公開番号(公開出願番号):特開2003-254011
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 多軸型コンバインドサイクル発電プラントの蒸気タービン発電機に負荷遮断が発生したとき、高圧タービンの排気温度の上昇を抑制することである。【解決手段】 負荷遮断が発生したときは、複数台のガスタービンユニットのうちから1台を優先ガスタービンユニットとして選択し、非優先ガスタービンユニットの主蒸気アイソレーション弁と再熱蒸気アイソレーション弁とを全閉し、各排気アイソレーション弁は全開状態を保持させ、各高圧および低圧タービンバイパス弁を開く。そして、優先ガスタービンユニットの排熱回収ボイラより発生した主蒸気と再熱蒸気のみを高圧および低圧タービンに流入させて回転数を定格回転数を保持させ、高圧タービンの排気蒸気は各排気アイソレーション弁を通じて優先ガスタービンユニットと非優先ガスタービンユニットにも流入させる。
請求項(抜粋):
ガスタービンでガスタービン発電機を駆動し前記ガスタービンの排熱で蒸気を発生させる排熱回収ボイラを備えた複数台のガスタービンユニットと、複数台の各ガスタービンユニットの各排熱回収ボイラからの主蒸気により高圧タービンおよび低圧タービンを駆動して蒸気タービン発電機を駆動する蒸気タービン設備とを組み合わせて構成された多軸型コンバインドサイクル発電プラントの通常運転のときは、各ガスタービンユニットに設けられた各高圧タービンバイパス弁および各低圧タービンバイパス弁を全閉状態に保持し、各ガスタービンユニットの各排熱回収ボイラからの主蒸気を各主蒸気アイソレーション弁を介した後に合流させて前記高圧タービンに流入させ、前記高圧タービンの排気蒸気は各排気アイソレーション弁を介した後に各ガスタービンユニットの各排熱回収ボイラ内の各再熱器に分流させ、各再熱器で過熱された再熱蒸気を各再熱蒸気アイソレーション弁を介した後に合流させて低圧タービンに供給して前記蒸気タービン発電機を駆動し、前記蒸気タービン発電機の負荷遮断が発生したときは、前記高圧タービンおよび前記低圧タービンには定格回転数を保持するに必要な蒸気を供給し、各ガスタービンユニットの各排熱回収ボイラで発生した余剰の蒸気は各ガスタービンユニットに設けられた各高圧タービンバイパス弁および各低圧タービンバイパス弁を開き、復水器に直接的に供給するようにした多軸型コンバインドサイクル発電プラントの運転方法において、前記蒸気タービン発電機の負荷遮断が発生したときは、複数台のガスタービンユニットのうちの少なくとも1台のガスタービンユニットを優先ガスタービンユニットとして選択し、前記優先ガスタービンユニット以外の非優先ガスタービンユニットの主蒸気アイソレーション弁と再熱蒸気アイソレーション弁とを全閉し、各ガスタービンユニットの各排気アイソレーション弁は全開状態を保持させ、各ガスタービンユニットに設けられた各高圧タービンバイパス弁および各低圧タービンバイパス弁を開き、前記優先ガスタービンユニットの排熱回収ボイラより発生した主蒸気と再熱蒸気のみを前記高圧タービンと前記低圧タービンに流入させて前記高圧タービンおよび前記低圧タービンの回転数を定格回転数を保持させ、前記高圧タービンの排気蒸気は各排気アイソレーション弁を通じて前記優先ガスタービンユニットおよび前記非優先ガスタービンユニットに流入させるようにしたことを特徴とする多軸型コンバインドサイクル発電プラントの運転方法。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F01D 17/00 ,  H02P 9/04
FI (4件):
F01K 23/10 G ,  F01D 17/00 J ,  F01D 17/00 L ,  H02P 9/04 P
Fターム (30件):
3G071AB01 ,  3G071BA04 ,  3G071BA11 ,  3G071BA22 ,  3G071BA33 ,  3G071CA09 ,  3G071DA11 ,  3G071FA01 ,  3G071HA02 ,  3G071JA04 ,  3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA06 ,  3G081DA26 ,  5H590AA08 ,  5H590BB20 ,  5H590CA01 ,  5H590CA08 ,  5H590CA29 ,  5H590CC01 ,  5H590CE01 ,  5H590EA14 ,  5H590EB21 ,  5H590FA01 ,  5H590HA16 ,  5H590JA12 ,  5H590JA14

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