特許
J-GLOBAL ID:200903053620699146
改良された環状部位特定変異誘発
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-521433
公開番号(公開出願番号):特表2000-501604
出願日: 1996年12月05日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】本発明は、突然変異誘発プライマ対を用いて、問題の環状DNA分子の中に部位特異的突然変異誘発を導入する改良型の方法を提供する。突然変異誘発プライマ対は、同様に、互いに対し完全に又は部分的に相補的となるように選択され、ここで突然変異部位(単複)は、相補性領域内に位置設定されている。突然変異誘発されるべきDNA配列を含む環状DNA分子の相対するストランドに対し、突然変異誘発プライマ対がアニールされる。アニーリングの後、各々突然変異誘発オリゴヌクレオチドプライマ対の一員を取り込んでいる第1及び第2の突然変異誘発されたDNA鎖が、線形周期性増幅反応によって合成される。線形周期性増幅で媒介された合成段階が完了した後、反応混合物は、親の鋳型ストランドを消化する選択酵素で処理される。消化段階の後、2本鎖環状DNA中間体が形成される。2本鎖環状DNA中間体は、適当なコンピテント宿主細胞の中で形質転換され、親の鋳型分子に対応するものの問題の望ましい単数又は複数の突然変異を含んでいる閉環状2本鎖DNAを、形質転換された細胞から適切に回収することができる。発明は、同様に、本発明の方法に従った部位特異的突然変異誘発のためのキットをも提供している。
請求項(抜粋):
突然変異誘発のため、選択されたDNA分子の中へ特異的突然変異を導入する方法において、このDNA分子が2本鎖環状DNA分子であり、-前記DNA分子に対し第1の突然変異誘発プライマ及び第2の突然変異誘発プライマをアニールする段階であって、この第1の突然変異誘発プライマが第2の突然変異誘発プライマに対し相補的な領域を含み、前記第1及び第2の突然変異誘発プライマが...(原文抜け)...いる段階、-線形周期性増幅反応を用いて、第1の突然変異誘発プライマを含む第1の突然変異誘発されたDNA鎖及び前記第2の突然変異誘発プライマを含む第2の突然変異誘発されたDNA鎖を合成させる段階であって、第1の突然変異誘発されたDNA鎖と第2の突然変異誘発されたDNA鎖が2本鎖の突然変異誘発された環状DNA中間体を形成しうる、合成段階、及び-突然変異誘発のための前記DNA分子を消化させる段階において、消化が選択酵素により媒介される、消化段階、を含んで成る方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C12N 15/00 A
, C12Q 1/68 A
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