特許
J-GLOBAL ID:200903053620875904
路面走行車のブレーキ圧・制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小沢 慶之輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082645
公開番号(公開出願番号):特開平6-179361
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アンチロック装置を備えたブレーキ設備において、単純でコスト的に有利な構造で大きな減速に関連した自動制動過程の適正な制御が可能であり、通常のペダルストローク/制動力・関係にほぼ相応したペダル反作用が生ずるようにする。【構成】 ブレーキペダル19の位置を検出する位置検出器が設けられ、その出力信号を電子制御装置36により処理してブレーキ圧・調整装置に対する制御信号が発生させる。制御はブレーキペダルを作動する速度φが所定の敷居値φS を超過したときに開始される。制動力増幅器18は電磁弁装置38を備えており、φ>φS に対して発生される信号によって、制動力増幅器の負圧室41と作動室との間の圧力を平衡して作動室33を制御部分を介して大気に接続する基本位置から、作動室を大気に接続するが負圧室に対して遮断する作用位置に切り換える。
請求項(抜粋):
液圧式の多回路特に二回路形ブレーキ設備、ブレーキペダルの位置あるいはこれに連結された要素の位置を検出するストローク検出器あるいは位置検出器、および又は制動の際に運転手がブレーキペダルを作動する力(KP )に対して特色づけられた出力信号を発生する力検出器を有しており、前記ブレーキ設備の車輪ブレーキにおいてブレーキ装置のペダル作動によってブレーキ圧が発生され、このブレーキ装置がブレーキに個々に付属された出力圧力室を持ったマスターシリンダと空気圧式制動力増幅器とから成り、この制動力増幅器が走行車エンジンの吸気管に接続された負圧室と、ブレーキペダルによって作動できる制御部分を介して吸気管内における圧力よりも高い圧力で付勢される作動室とを有し、前記ストローク検出器あるいは位置検出器がブレーキペダルの瞬間的な位置および又はその変化を特色づける電気出力信号を発生し、この電子出力信号を電子制御装置によって処理することによりブレーキ圧・調整装置に対する制御信号が発生され、このブレーキ圧・調整装置によって(制御の際に)少なくとも個々の好適にはすべての車輪ブレーキに瞬間的なペダル力に応じたさもなければ予期されるブレーキ圧よりも高いブレーキ圧が入れられ、そのブレーキ圧・調整装置の制御が、ブレーキペダルがブレーキ圧を増大する方向に作動される速度(φ)および又は運転手がブレーキペダルを作動する力(KP )の変化(KP )がそれらの所定の敷居値(φS ,KS )よりも大きいときに、ブレーキ圧を増大するように始動され、走行車が制動の際に走行車を動的に安定した減速挙動にするアンチロック装置を備えているような路面走行車のブレーキ圧・制御装置において、真空・制動力増幅器(18)が電磁弁装置(38)を備えており、この電磁弁装置(38)が電子制御装置(36)の電気出力信号による制御によって、真空・制動力増幅器(18)の負圧室(41)と作動室(33)との間の圧力を平衡する制御部分(36)の制御通路(83)が負圧室(41)に連通して真空・制動力増幅器(18)の作動室(33)が大気に対して遮断されている基本位置(0)から、制動力増幅器の制御通路(83)が電磁弁装置(38)の開けられた通路を介して大気圧で付勢されるが負圧室(41)に対して遮断されている励磁された作用位置(II)に切り換え制御され、その電磁弁装置(38)の基本位置(0)がブレーキ設備の不動作状態並びにその目標制動運転に対応され、電磁弁装置(38)が、ブレーキペダル(19)を作動した際に作動速度の敷居値(φS )および又は作動力の変化率の敷居値(KS )が超過されたときにその励磁位置(II)に切り換えられ、制御通路(83)内の圧力に応動し作動室(33)内の圧力よりも非常に高い制御通路(83)内の圧力によって付勢されさもなければ遮断される弁(101)が設けられ、この弁(101)を介して制御通路(83)が真空・制動力増幅器(18)の作動室(83)に直接接続できることを特徴とする路面走行車のブレーキ圧・制御装置。
IPC (2件):
前のページに戻る