特許
J-GLOBAL ID:200903053621250258
廃棄物の処理方法および処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-295789
公開番号(公開出願番号):特開平11-130903
出願日: 1997年10月28日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 フロン含有発泡樹脂を有する廃棄物の処理で、フロンとともに排出されるハイドロカーボンからの炭状物質の付着を防止するためのハイドロカーボンの酸化分解において、触媒の活性低下を抑え高い分解率を維持する。【解決手段】 本発明においては、乾留槽から排出されるフロンを含む排気中のハイドロカーボンを、触媒の存在下に酸化分解して除去するハイドロカーボン分解工程で、触媒の温度を 900°C以下に保持し、触媒の劣化を防止する。触媒温度の上昇防止は、触媒として 500°C以下の活性温度を有する触媒を使用することや、触媒構造の改良あるいは冷却機構の設置により達成される。また、ハイドロカーボン分解槽に導入される排気に空気等の気体を混合し、ハイドロカーボン濃度を下げることで、触媒温度の上昇を抑制することもできる。
請求項(抜粋):
構成材の少なくとも一部として有機ハロゲン化物含有発泡樹脂を有する廃棄物を処理する方法において、前記廃棄物に加熱処理を施し、前記発泡樹脂から少なくとも前記有機ハロゲン化物を排出させて回収する有機ハロゲン化物回収工程と、前記回収工程で回収された前記有機ハロゲン化物を含有するガスを、第1の触媒槽に通し、第1の触媒の存在下に前記ガス中のハイドロカーボンを酸化分解するハイドロカーボン分解工程と、前記工程でハイドロカーボンが除去されたガスを、第2の触媒槽に通し、第2の触媒の存在下に前記有機ハロゲン化物を加熱分解し無害化する有機ハロゲン化物分解工程とを備え、前記ハイドロカーボン分解工程で、前記第1の触媒を、該触媒が活性しかつ劣化を進行させない温度に保持することを特徴とする廃棄物の処理方法。
IPC (3件):
C08J 11/00 ZAB
, B01D 53/86
, B01J 35/04 301
FI (3件):
C08J 11/00 ZAB
, B01J 35/04 301 K
, B01D 53/36 G
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