特許
J-GLOBAL ID:200903053627924382

磁気特性に優れた方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-057289
公開番号(公開出願番号):特開平6-269901
出願日: 1993年03月17日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【構成】 含けい素溶鋼を連続鋳造によりスラブを得るに際して、電磁攪拌を施し、得られたスラブの等軸晶帯域において断面積9mm2 未満の結晶粒の割合を60〜90%の範囲にする。引き続くスラブ加熱の際にはスラブ加熱温度を1350〜1470°C、1300°Cから該加熱温度域までの昇熱時間を1時間以内、均熱時間を5〜40分とする。その後は常法に従い熱間圧延、1回又は中間焼鈍をはさむ2回の冷間圧延、脱炭・1次再結晶焼鈍、鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布した後の仕上焼鈍を順次に施す。【効果】 インヒビターの十分な固溶と結晶粒粗大化の抑制とを両立させることができ、ひいては方向性電磁鋼板の磁気特性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
含けい素溶鋼を連続鋳造によりスラブを得る工程と、このスラブを加熱して熱間圧延を施す工程と、1回又は中間焼鈍をはさむ2回の冷間圧延を施して最終板厚とする工程と、脱炭・1次再結晶焼鈍を施す工程と、鋼板表面に焼鈍分離剤を塗布してから、仕上焼鈍を施す工程とを順次施す、一連の工程によって方向性電磁鋼板を製造するにあたり、前記連続鋳造工程にて電磁攪拌を施し、得られたスラブの等軸晶帯域において断面積9mm2 未満の結晶粒の割合を60〜90%の範囲にし、かつ前記熱間圧延工程にて、スラブ加熱温度を1350〜1470°C、1300°Cから該加熱温度域までの昇熱時間を1時間以内、均熱時間を5〜40分とすることを特徴とする連続鋳造スラブによる磁気特性の優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
B22D 11/00 ,  B21B 3/02 ,  B22D 11/10 350 ,  B22D 27/02 ,  C21D 8/12
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭53-019913
  • 特開昭63-247252
  • 特開平3-017230
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