特許
J-GLOBAL ID:200903053629050037

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松野 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-163229
公開番号(公開出願番号):特開平8-004774
出願日: 1994年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 主に自動車のトランスミッションに使用される浸炭窒化材軸受を対象にして、軸受の鋼材の合金成分を低減しその冷間加工性を保持し、浸炭窒化処理時間を短縮して製造コストを低減し、且つ特に異物混入油潤滑条件下での転がり疲労寿命に優れた転がり軸受を提供することを目的とする。【構成】 軸受の少なくとも軌道輪を、0.4〜0.8%C、0.4%〜0.9%Si、0.7〜1.3%Mn、≦0.5%Crから成る中炭素鋼により成形し、該軌道輪に浸炭窒化焼入れと焼戻しによる表面硬化層を備え、表面硬化層の残留オーステナイトが20〜40%であり、該軌道輪の芯部硬さをHRC58以下とする。
請求項(抜粋):
内輪及び外輪の軌道輪と該内輪及び外輪との間に介装される転動体とから成る転がり軸受において、少なくとも上記軌道輪が、重量%で、C0.4〜0.8%と、Si0.4〜0.9%と、Mn0.7〜1.3%と、Cr0.5%以下と、残部にFe及び不可避的不純物とを含有して成る鋼により成形され、該軌道輪に浸炭窒化焼入れと焼戻しによる表面硬化層を有し、該表面硬化層の残留オーステナイト量が20〜40%で、且つ芯部硬さがHRC58以下であることを特徴とする転がり軸受。
IPC (2件):
F16C 33/62 ,  F16C 33/64
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 浸炭処理鋼による転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-286981   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 特開昭63-303222
  • 特開平2-125841
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