特許
J-GLOBAL ID:200903053629794346

ケミカルヒートポンプシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畑中 芳実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222100
公開番号(公開出願番号):特開平7-055287
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機を必要とすることなく、利用価値の低い65°C以下の低温熱源から利用価値の高い200°C〜350°Cの高温熱源を高い効率で得ることができる経済的なケミカルヒートポンプシステムを提供する。【構成】 本発明によるケミカルヒートポンプシステムは、メタノールを脱水素縮合して蟻酸メチルを生成する吸熱反応と、蟻酸メチルを水素化してメタノールを生成する発熱反応とを組み合わせたものである。発熱反応の圧力より高い圧力で吸熱反応を行う吸熱反応器1と、発熱反応を行う発熱反応器6と、吸熱反応器1及び発熱反応器6からの流出物を塔頂の蟻酸メチル及び水素留分、塔底のメタノール留分に分離する蒸留塔3とを備えている。さらに、吸熱反応器1の流出物と発熱反応器6の流出物との間で熱交換を行う熱交換器5を備えている。
請求項(抜粋):
メタノールを脱水素して蟻酸メチルを生成する吸熱反応と、蟻酸メチルを水素化してメタノールを生成する発熱反応とを組み合わせたケミカルヒートポンプシステムであって、前記吸熱反応を行う吸熱反応器と、前記発熱反応を行う発熱反応器と、吸熱反応器及び発熱反応器からの流出物を塔頂の蟻酸メチル及び水素留分と塔底のメタノール留分とに分離する蒸留塔とを備え、前記吸熱反応器からの流出物及び前記発熱反応器からの流出物を共に前記蒸留塔に導入して得た塔頂の蟻酸メチル及び水素留分を前記発熱反応器に導入するとともに塔底のメタノール留分を前記吸熱反応器に導入することを特徴とするケミカルヒートポンプシステム。
IPC (2件):
F25B 30/04 520 ,  F25B 17/12

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