特許
J-GLOBAL ID:200903053634418824
熱可塑性付加重合体およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-002848
公開番号(公開出願番号):特開平8-188631
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 一般的なブロック重合体あるいはグラフト重合体に認められるような相分離を起こすことなく機能性を高めることができ、透明性と機械的強度に優れた熱可塑性付加重合体を提供する。【構成】 この熱可塑性付加重合体は、?@多価メルカプタン部分と、2種以上の異なる重合性不飽和単量体単位から構成され多価メルカプタン部分から放射状に延びた複数の共重合体部分とを有する高分子の集合体からなり、共重合体部分が高分子の集合体全体において連続的に変化してなる組成を有するか、または、?A 4,000〜1,000,000 の数平均分子量を持ち、50°C以上の幅のガラス転移温度ピークを1つだけ持ち、85%以上の平行光線透過率を持つ。その製造方法は、第1の重合性不飽和単量体と多価メルカプタンとを含む混合物を準備する工程と、この混合物に、第1の重合性不飽和単量体とは異なる組成を有する第2の重合性不飽和単量体を徐々に加える添加工程と、添加工程中に、多価メルカプタンのメルカプト基を発端として第1および第2の重合性不飽和単量体の混合物のラジカル重合を行う重合工程とを含む。
請求項(抜粋):
多価メルカプタン部分と、2種以上の異なる重合性不飽和単量体単位から構成され前記多価メルカプタン部分から放射状に延びた複数の共重合体部分とを有する高分子の集合体からなり、前記共重合体部分が前記高分子の集合体全体において連続的に変化してなる組成を有する熱可塑性付加重合体。
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