特許
J-GLOBAL ID:200903053643227411

管材の成形法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 耕平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100601
公開番号(公開出願番号):特開平7-276521
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂を使用した繊維強化プリプレグを使用して、生産効率よく、しかも、成形物の表面性が良く、気泡などの発生をも防ぎ、強度、剛性の高い安定した管材を、特に、軸線方向の断面が変化したり、或いは途中で曲がったりしている複雑形状の管材をも好適に作製することのできる管材の成形法を提供する。【構成】 マトリクス樹脂として熱硬化性樹脂を使用したプリプレグ積層体10をマンドレル100に巻き付けて予備加熱し、マトリクス樹脂が半硬化状態とされた成形用積層管20を作製する。その後、成形用積層管20をそのガラス転移温度(Tg)以上に加熱して軟化させ、最終目的製品の金型にセットした後、この成形用積層管20を完全に硬化させ、所望形状の管材を得る。
請求項(抜粋):
(a)マトリクス樹脂として熱硬化性樹脂を使用した繊維強化プリプレグを所定の形状に切り出し、所定層数にてマンドレルに巻き付け、プリプレグ積層体を形成すること、(b)前記プリプレグ積層体の外周にテーピングを施し、巻き締めを行なうこと、(c)次いで、前記プリプレグ積層体を予備加熱して、半硬化させ、成形用積層管を作製すること、(d)室温以下に冷却後、マンドレルから前記成形用積層管を取外すこと、(e)必要に応じて外周からテープを取外した後、前記成形用積層管を、この成形用積層管のガラス転移温度(Tg)以上に加熱して軟化させ、最終目的製品の金型にセットすること、(f)引き続いて、金型にセットされた前記成形用積層管を、この成形用積層管のガラス転移温度(Tg)以上に加熱して完全に硬化させ、冷却すること、(g)金型より、完全に硬化した積層管を取り出し、前記工程(e)にてテープを取外していない場合には、テープを外すこと、を特徴とする管材の成形法。
IPC (5件):
B29D 23/00 ,  B29C 70/16 ,  B29K101:10 ,  B29K105:08 ,  B29L 23:00

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