特許
J-GLOBAL ID:200903053646767239

裁断機における裁断パターン補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 勝徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-010215
公開番号(公開出願番号):特開平5-200697
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】延反部から裁断機の裁断ベッド上に被裁断材を積層状に載置される時に、正規の位置からずれた状態に載置された場合でも、裁断機に設定された裁断パターンを簡単に修正できるようにする。【構成】裁断機に載置される被裁断材6をフルに有効利用できるようにした裁断パターンを予め記憶させおく。カッターの近傍に設けたマークセンサをX軸方向又はY軸方向に移動操作させてマーク25をデータ用ポイントとして夫々の軸方向で複数検出し、被裁断材のX軸方向及びY軸方向に対する傾きθ°を算出する。そして、被裁断材の原点は被裁断材のX軸方向及び、Y軸方向に対する傾きの仮想延長線とが交叉する点を算出して定める。こうして得られた被裁断材のX軸方向及びY軸方向に対する傾き、及び被裁断材の原点を基に裁断機に設定された裁断パターンを修正しカッターで裁断する。
請求項(抜粋):
裁断機に原点位置を基準とする裁断パターンを記憶させ、該裁断パターンに沿ってカッターをX軸方向及びY軸方向に移動させて被裁断材を切断するようにした裁断機において、X軸方向及びY軸方向に移動操作可能なマークセンサを設け、該マークセンサをX軸方向からY軸方向に移動させて被裁断材の端縁部またはこれに平行に形成されたマークをデータ用ポイントとして複数検出させ、検出されたポイントの内、少なくとも2点のポイントのデータから被裁断材のX軸方向に対する傾きを算出する。一方、マークセンサをY軸方向からX軸方向に移動させて被裁断材のマークをデータ用ポイントとして複数検出させ、検出されたポイントの内、少なくとも2点のポイントのデータから被裁断材のY軸方向に対する傾きを算出し、算出された被裁断材のX軸方向に対する傾きの仮想延長線とY軸方向に対する傾きの仮想延長線との交点を算出して被裁断材の原点位置を定め、裁断機に記憶されている原点位置を該被裁断材の原点位置に合わせるように補正すると共に、算出されたX軸方向に対する傾き又はY軸方向に対する傾きを補正要素として裁断機に記憶されている裁断パターンを補正するようにしたことを特徴とする裁断機における裁断パターン補正方法。
IPC (2件):
B26D 5/00 ,  D06H 7/00

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