特許
J-GLOBAL ID:200903053653298929

水中構造物補修用止水箱、及びこれを用いた水中構造物の補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-014851
公開番号(公開出願番号):特開2003-212186
出願日: 2002年01月23日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 補修作業をダイバー作業の不要なドライ空間で行うことを可能にし、それにより補修の質の向上、工期の短縮化、コストの削減等を実現する、水中構造物補修用止水箱、その製造方法及びこれを用いた補修方法を提供する。【解決手段】 底板部と、この底板部上に立設された背板部と、この背板部の両側部に設けられた側板部とからなり、前記背板部と相対向する面である正面が開放し、前記底板部及び側板部の正面側端部は、作業の対象となる水中構造物の表面にほぼ隙間なく当接する形状をなし、前記背板部及び側板部の上端部が水没しないように止水箱を水中に降下させ、前記底板部及び側板部の正面側端部を作業の対象となる水中構造物の表面に当接させ、前記底板部、背板部及び側板部と、前記水中構造物の表面とによって囲まれた空間内の水を外部に排出することにより、ほぼ水のない作業空間が形成されるようになされた水中構造物補修用止水箱を用いる。
請求項(抜粋):
鋼矢板等の水中構造物を補修するための、ほぼ水のない作業空間を形成する止水箱であって、底板部と、この底板部上に立設された背板部と、この背板部の両側部に設けられた側板部とからなり、前記背板部と相対向する面である正面が開放し、前記底板部及び側板部の正面側端部は、作業の対象となる水中構造物の表面にほぼ隙間なく当接する形状をなし、前記背板部及び側板部の上端部が水没しないように止水箱を水中に降下させ、前記底板部及び側板部の正面側端部を作業の対象となる水中構造物の表面に当接させ、前記底板部、背板部及び側板部と、前記水中構造物の表面とによって囲まれた空間内の水を外部に排出することにより、ほぼ水のない作業空間が形成されるようになされた、鋼矢板等の水中構造物補修用止水箱。

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