特許
J-GLOBAL ID:200903053663015836

内燃機関の廃熱利用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 長門 侃二 ,  山中 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-070450
公開番号(公開出願番号):特開2008-231981
出願日: 2007年03月19日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】ランキンサイクル回路の循環流量制御を適切に実施することにより、サイクル効率を確実に向上することができる内燃機関の廃熱利用装置を提供する。【解決手段】蒸発器(10)、膨張機(12)、凝縮器(14)、ポンプ(16)を含む閉回路(9)と、高圧回路部(9d)からの液状の作動流体を回収する回収弁(32)、低圧回路部(9b)へ液状の作動流体を供給する供給弁(36)を有するバイパス路(20)と、凝縮器を経由した作動流体の過冷却度に応じて、回収弁及び供給弁を開閉し、閉回路を循環する作動流体量を制御する循環流量制御手段とを具備したランキンサイクル回路(8)を備え、バイパス路には、回収弁及び供給弁から流出する作動流体の流速を低減する減速機構(34,38)が配される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
内燃機関の廃熱を熱媒体から熱回収する廃熱利用装置であって、 前記熱媒体と熱交換して作動流体を加熱する蒸発器、該蒸発器を経由した作動流体を膨張させて駆動力を発生する膨張機、該膨張機を経由した作動流体を凝縮させる凝縮器、該凝縮器を経由した作動流体を前記蒸発器に向けて圧送するポンプを含み、該ポンプの出口側から前記膨張機の入口側にかけて作動流体が高圧を呈する高圧回路部を形成し、前記膨張機の出口側から前記凝縮器の入口側にかけて作動流体が低圧を呈する低圧回路部を形成する閉回路と、 前記高圧回路部と前記低圧回路部とを連通し、前記凝縮器及び前記ポンプをバイパスするバイパス路と、 該バイパス路の前記高圧回路部近傍に設けられ、開弁により該バイパス路内へ前記高圧回路部からの液状の作動流体を回収する回収弁と、 該バイパス路の前記低圧回路部近傍に設けられ、開弁により該バイパス路内から前記低圧回路部へ液状の作動流体を供給する供給弁と、 前記凝縮器を経由した作動流体の過冷却度に応じて、前記回収弁及び前記供給弁を開閉し、前記閉回路を循環する作動流体量を制御する循環流量制御手段とを有するランキンサイクル回路を備え、 前記バイパス路には、前記回収弁及び前記供給弁から流出する作動流体の流速を低減する減速機構が配されることを特徴とする内燃機関の廃熱利用装置。
IPC (2件):
F01K 23/06 ,  F02G 5/02
FI (2件):
F01K23/06 P ,  F02G5/02 B
Fターム (3件):
3G081BA02 ,  3G081BA20 ,  3G081DA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭60-192809号公報

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