特許
J-GLOBAL ID:200903053663961634

工具不要のポンプヘッドの形態

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-530383
公開番号(公開出願番号):特表平11-504413
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】ポンプヘッドを取り外し、プランジャを分解するのに工具を必要としないように形状づけられたポンプである。単一の大きな手持ち操作ノブすなわちヘッドナットが、工具不要でのポンプヘッド取り外しを容易にする。ポンプヘッドは、マニホルド内の位置に案内され、手持ちノブによって適所に保持される。マニホルドは、ポンプヘッドを構成するすべての外部流体接続部を受けるように設計されている。ポンプヘッドへの流体通路は、ポンプヘッドとマニホルドとの間の高圧封止を容易にする極小の面シールに取って代わられる。低圧管シールは、シール洗浄チャンバすなわちハウジング内に配置され、ポンプ・ヘッドには取り付けられない。これにより、ポンプヘッドを取り外す際に、低圧管シールを切り離すために工具を使用する必要がなくなる。工具不要のプランジャ機構は、プランジャ組立体を受けるプランジャソケットを有するナットキャップを備えている。プランジャ組立体は、ソケットに収容されるプランジャホルダボールに固定されたサファイア製プランジャを有している。プランジャ組立体は、複数のカムによってソケット内に捕捉されている。カムは、ばね負荷を受け、回転してプランジャホルダボール上に押し潰されるようになり、これによりプランジャ組立体はソケット内にきつく引き込まれるようになっている。制限コーンがカムを回転させてプランジャホルダボールから離すようにし、プランジャ組立体を解放して取り外し可能とする。
請求項(抜粋):
ポンプにして、該ポンプから取り外し可能なプランジャを駆動する該ポンプのアクチュエータ部分の往復運動により加圧流体を給送するポンプにおいて、 前記プランジャに取り付けられたプランジャインターフェースを含むプランジャ組立体と、 前記アクチュエータ部分によって駆動されるプランジャソケットにして、前記プランジャインターフェースを受けるように形状づけられたプランジャソケットと、 前記プランジャソケットに近接して位置付けられた少なくとも一つの保持機構にして、前記プランジャインターフェースを前記プランジャソケット内に保持すべく該プランジャインターフェースに対して解放可能に係合するよう形状づけられた保持機構と、 前記ポンプの外部から接近可能な解放機構にして、第1の位置と第2の位置との間を移動せしめられるように形状づけられた解放機構と、を備え、 前記解放機構は、前記プランジャが往復運動し且つ該解放機構が前記第1の位置にあるときには、前記少なくとも一つの保持機構から離れており、前記解放機構はまた、該解放機構が前記第2の位置にあるときに、前記プランジャインターフェースを解放するように前記少なくとも一つの保持機構と係合可能である面を有しており、 それにより、前記解放機構を前記第2の位置へと移動せしめ、且つ、前記アクチュエータ部分を作動せしめて、前記少なくとも一つの保持機構が前記解放機構の前記面に係合する状態となるような位置を該アクチュエータ部分が占めるようにすることによって、前記プランジャインターフェースが前記プランジャソケットから取り外し可能になったときに該プランジャインターフェースを解放し、前記プランジャが前記ポンプから取り外し可能とされるようになされている、 ポンプ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-227967

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