特許
J-GLOBAL ID:200903053673619314

紙幣識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-018906
公開番号(公開出願番号):特開2001-209839
出願日: 2000年01月27日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 紙幣の搬送路上に反射標準片を定期的に配置しなくても、検出部が同一特性の検査面を走査した際の出力レベルが一定になるように、検出部の検出特性を調節することができるようにする。【解決手段】 紙幣16の検査面16aに光を照射する光源36と検査面16aからの反射光を受光する受光部38を有する検出部34と、検出部34が検出した出力パターンを標準出力パターンと比較し紙幣16の識別を行う判定部46とを有する。また、搬送路Aの紙幣16の非検査面16b側には参照反射板42が配置され、調節部44は光源36の光量を調節する。制御部は、予め参照反射板42からの反射光を受光した受光部38の出力レベルを基準レベルとして記憶部48に記憶し、その後判定部が紙幣16の識別を開始する際に、参照反射板42からの反射光を受光した受光部38の出力レベルを検出しつつ基準レベルと比較し、検出レベルが基準レベルに等しくなるように光源36の光量を調節する。
請求項(抜粋):
搬送路に沿って搬送される紙幣の検査面側に配置され、該検査面に光を照射する光源および検査面からの反射光を受光して電気信号に変換する受光部を有し、前記紙幣の検査面を走査して紙幣固有の前記電気信号の出力パターンを検出する検出部と、該検出部が検出した前記出力パターンと予め記憶された標準出力パターンとを比較することで前記紙幣を識別する判定部とを具備する紙幣識別装置において、前記搬送路の前記紙幣の非検査面側に配置され、紙幣が無い場合に前記光源からの光を前記受光部に反射する参照反射板と、記憶部と、前記光源の光量を調節する調節部と、予め前記参照反射板からの反射光を受光した前記受光部が出力する電気信号のレベルを検出して基準レベルとして前記記憶部に記憶し、その後前記判定部が紙幣の識別を開始する際に、前記検出部を介して参照反射板からの反射光を受光した受光部が出力する電気信号のレベルを検出しつつ、記憶部から読み出した前記基準レベルと比較して、検出した前記レベルが基準レベルに等しくなるように前記調節部を制御して前記光源の光量を調節する制御部とを具備することを特徴とする紙幣識別装置。
IPC (2件):
G07D 7/12 ,  G07D 7/00
FI (2件):
G07D 7/12 ,  G07D 7/00 L
Fターム (5件):
3E041AA02 ,  3E041BB03 ,  3E041CA01 ,  3E041CA08 ,  3E041CB08
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭58-052779
  • 特開平2-193288
  • 特開昭64-075925
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