特許
J-GLOBAL ID:200903053678322395

射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-226806
公開番号(公開出願番号):特開平11-058477
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 複数のゲートの内いずれかのゲートが故障したときであっても、射出成形を継続することができる射出成形方法を提供する。【解決手段】 各ゲートは、金型4の中央部に設けられているセンターゲート1と、第1サイドゲート2a,2bと、第2サイドゲート3a,3bとから構成されている。本来、この金型4内に溶融樹脂を充填するためには、3個のゲートで足りるので、必要な数よりも2個余計にゲートが設けられている。例えば、第1サイドゲート2aが故障したときは、それまですべてのゲートを使用して射出注入を行う通常の運転プログラムを、故障プログラムAに変換する。この故障プログラムAでは、第1サイドゲート2aの作動を停止させるだけではなく、第1サイドゲート2bの作動も停止させる。そして、センターゲート1及び第2サイドゲート3a,3bを使用して射出注入を行う。
請求項(抜粋):
樹脂製品を成形するための金型内に形成されたキャビティに複数のゲートからあらかじめ定められた順位で溶融樹脂を射出注入し、先順位のゲートから前記キャビティに射出注入された溶融樹脂の流頭が後順位のゲートの位置に達した後に、該後順位のゲートから溶融樹脂を射出注入する射出成形方法において、前記複数のゲートの数を前記キャビティに溶融樹脂を充填するために必要な数よりも少なくとも1箇所余計に設け、通常の成型時には前記ゲートのすべてを使用して溶融樹脂を射出注入する通常の作動プログラムに従って射出注入を行い、前記ゲートのいずれかが故障したときには、少なくとも前記キャビティに溶融樹脂を充填するために必要な数の故障していないゲートを使用して溶融樹脂を射出注入する故障時の作動プログラムに従って射出注入を行うことを特徴とする射出成形方法。
IPC (4件):
B29C 45/76 ,  B29C 45/22 ,  B29C 45/46 ,  B29C 45/84
FI (4件):
B29C 45/76 ,  B29C 45/22 ,  B29C 45/46 ,  B29C 45/84

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