特許

J-GLOBAL ID：200903053699117384

シリーズハイブリツド車における電力配分装置

発明者： 中村 好志
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-311015
公開番号（公開出願番号）：特開平5-153703
出願日： 1991年11月26日
公開日（公表日）： 1993年06月18日
要約：

【要約】【目的】 要求電力が小さい場合における主電池の充電を中止し特性劣化を防止する。【構成】 車両要求電力Pが発電機12の最小出力電力PGminを下回っている場合に、主電池16のSOCに基づき当該主電池16の最大充電電力PCHGmaxを求める。PGmin-P≧PCHGmaxである場合に、車両ECUを30がエンジンECU32及び界磁コントローラ34に指令を与え、エンジン10を停止またはアイドル状態とし、発電機12の界磁電流If を0とする。発電機12からの出力電力が断たれ、モータ20が主電池16の出力で駆動される状態となり、主電池16の充電が断たれる。主電池16のSOCが高い状態で充電を行うことによるガス発生、発熱等が防止され特性劣化が防止される。

請求項（抜粋）：

エンジンによって駆動される発電機と、充放電可能な主電池と、発電機及び主電池の出力電力によって駆動されるモータと、を搭載するシリーズハイブリッド車において、主電池の充電状態を検出する手段と、検出された充電状態に基づき主電池に供給してよい最大充電電力を決定する手段と、モータに供給すべき要求電力と発電機の最小出力電力の差が主電池の最大充電電力以上であるか否かを判定する手段と、要求電力と発電機の最小出力電力の差が主電池の最大充電電力以上である場合に、エンジンを停止又はアイドル状態とすると共に発電機の界磁電流を零として主電池の充電を中止させる手段と、を備えることを特徴とする電力配分装置。

IPC (6件)：

B60L 11/12 ,  B60L 3/00 ,  G01R 31/36 ,  H02J 7/16 ,  H02P 9/04 ,  H02P 9/14