特許
J-GLOBAL ID:200903053708250963

推力アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-124803
公開番号(公開出願番号):特開平9-303426
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 モータ2への平均駆動電流を小さくでき、且つ確実なクラッチ操作を行うことのできる推力アクチュエータ1を提供すること。【解決手段】 モータ2の通電電流を制御するモータ駆動回路は、モータ2への通電開始から一定時間経過してもクラッチ操作が開始されない場合は、モータ2に対して間欠通電を行う。この間欠通電とは、クラッチ操作に必要な推力を得るために必要な電流と、トーションスプリング3に蓄えられたトルク(反力)によってモータ2が逆回転しない程度のトルクを発生できる電流とを交互に通電することを言う。
請求項(抜粋):
クラッチの噛み合いおよび離脱を行わせる推力アクチュエータであって、通電を受けて回転トルクを発生するモータと、このモータの回転トルクを増大して軸方向の推力に変換する動力伝達機構と、この動力伝達機構を介して推力が付与されることにより、軸方向に移動してクラッチ操作を行うロッドと、前記動力伝達機構に介在されて、前記クラッチを噛み合わせる時あるいは離脱させる時に前記ロッドに掛かる負荷が増大して前記ロッドの移動が停止した場合に、前記モータの回転慣性エネルギを吸収して前記クラッチ操作に必要な推力を出力できるトルクを蓄えるトーションスプリングと、前記モータへの通電電流を制御するモータ駆動回路とを備え、このモータ駆動回路は、前記クラッチ操作に必要な推力を得るために必要な電流i1 と、少なくとも前記トーションスプリングに蓄えられたトルクによって前記モータが逆回転しない程度のトルクを発生できる電流i2 との間で前記モータを間欠通電することを特徴とする推力アクチュエータ。
IPC (3件):
F16D 28/00 ,  B60K 23/04 ,  B60K 23/08
FI (3件):
F16D 28/00 Z ,  B60K 23/04 Z ,  B60K 23/08 Z

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