特許
J-GLOBAL ID:200903053715991081

スミア除去回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-133163
公開番号(公開出願番号):特開平9-322069
出願日: 1996年05月28日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 簡素な回路構成で映像信号のS/N比を損なわずスミアを除去するスミア除去回路を得る。【解決手段】 第1の遅延回路11と第2の遅延回路12とがカスケード接続で入力映像信号を所定時間遅延して第1遅延映像信号と第2遅延映像信号とし、演算回路13が第1遅延映像信号から入力映像信号並びに第2遅延映像信号を減算する。この減算結果が所定レベル以上の場合に第1の比較器14が比較信号を出力する。比較信号の出力に応じて加算器15が第1のラインメモリ16の記憶する値を+1加算する。他方、補間回路19は入力映像信号と第2遅延映像信号とから内挿補間処理を行い補間映像信号を出力する。第2のラインメモリ17の記憶している値の大きさに応じ、切替器18が第1遅延映像信号と補間映像信号を選択的に切替えて、スミアの除去された映像出力信号を出力する。
請求項(抜粋):
入力映像信号を所定時間遅延して第1遅延映像信号を出力する第1の遅延回路と、前記第1遅延映像信号をさらに所定時間遅延して第2遅延映像信号を出力する第2の遅延回路と、前記第1遅延映像信号から前記入力映像信号並びに第2遅延映像信号を減算する演算回路と、該減算結果の信号を所定のレベルと比較し該所定レベル以上の場合に比較信号を出力する第1の比較器と、前記入力映像信号と第2遅延映像信号とから内挿補間処理を行い補間映像信号を出力する補間回路と、所定の値を記憶する第1のラインメモリと、前記比較信号の出力に応じて前記第1のラインメモリの記憶する前記値を+1加算する加算器と、前記第1のラインメモリの記憶している前記値の大きさに応じて入出力のラインを切替えて映像出力信号を出力する切替器とを有して構成され、該切替器が前記第1遅延映像信号と前記補間映像信号の何れかを選択的に切替えて前記映像出力信号とすることを特徴とするスミア除去回路。

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