特許
J-GLOBAL ID:200903053716130462
ブラシレス直流モータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-090549
公開番号(公開出願番号):特開平5-292783
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 通常回転中に、回転子と固定子巻線の回転磁界の位相関係を最適に補正するセンサのないブラシレス直流モータを提供する。【構成】 回転子116の回転を周波数発電機101で検出し、方向検出手段103は周波数信号から回転方向を検出する。カウンタ手段106は、方向検出信号と周波数信号に応じたカウント動作を行う。カウント値は波形発生手段109により波形信号に変換され、固定子巻線703に波形信号に対応した回転磁界を生じ、回転子116が回転駆動される。固定子巻線703の電流と端子電圧の位相差に応じてカウンタ手段106の内容を補正する事により、高効率でトルクリップルの小さいセンサのないブラシレス直流モータが実現できる。
請求項(抜粋):
複数の磁極を有する回転子と、前記回転子に所定の間隔を有して配置された複数相の固定子巻線と、前記回転子の回転数に比例した複数相の周波数信号を発生する周波数発電機と、前記複数相の周波数信号により前記回転子の回転方向を検出し、方向検出信号を出力する方向検出手段と、前記方向検出信号と少なくとも1つの前記周波数信号とに応じて第1の加算信号と第1の減算信号を出力する加減算信号発生手段と、少なくとも1つの前記固定子巻線の電流位相と前記固定子巻線の端子電圧位相との位相差に対応した値に応じて第2の加算信号と第2の減算信号を出力する位相検出手段と、前記第1の加算信号と前記第2の加算信号とに応じて第3の加算信号を出力し、前記第1の減算信号と前記第2の減算信号とに応じて第3の減算信号を出力する加減算信号合成手段と、前記第3の加算信号のパルス数に応じてアップカウントし、前記第3の減算信号のパルス数に応じてダウンカウントするカウンタ手段と、回転方向指令に応じて前記カウンタ手段の計数値に対応した値から所定の値を加減算し波形デジタル値を出力する位相調整手段と、前記波形デジタル値に応じた複数相の波形信号を発生する波形発生手段と、前記複数相の波形信号に応じて前記固定子巻線に電力を供給し回転磁界を発生する電力供給手段より構成されたことを特徴とするブラシレス直流モータ。
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