特許
J-GLOBAL ID:200903053723314730

円周開先加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚本 正文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035541
公開番号(公開出願番号):特開平9-201712
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 小型軽量かつ可搬性を有しており、高所,狭隘な作業現場に好適な管材の取扱い容易,安全かつ経済的な円周開先加工装置を得る。【解決手段】 下部機枠103の前部に配設され被加工管を締着するバイス26,27と、その後端部上面に突設された鉛直筒37とを有する取付台103と、上部機枠22,23の下面央部に下方へ突設され鉛直筒37に挿入嵌合する上部鉛直筒24と、同上部機枠の前部を貫通して鉛直方向に昇降可能に支持された鉛直筒体であって下端に拡開するテーパ孔を有する大径部に等間隔の複数の放射方向かつ軸方向のスリットを有し下部に片刃バイト3,平面バイト4を突設してなるインナチャック筒1及び同インナチャック筒内を昇降して大径部を拡縮する締付けピン2と、同上部機枠内蔵動力伝達手段を介してインナチャック筒1を回転させる竪軸モータ17とからなり同取付台に対して嵌脱可能の開先切削加工部とを具えたこと。
請求項(抜粋):
下方へ垂設された管の下端及び又は上方へ突設された管の上端にそれぞれ円周開先を加工する円周開先加工装置において、長方形断面を有し、前後方向に延びる下部機枠の長手方向の前部に配設され上下方向の小径〜大径の被加工管を締着するバイスと、同下部機枠の後部上面に突設された下部鉛直筒とを有する取付台と、前後方向に延びる上部機枠の下面央部に下方へ突設され上記取付台の上記下部鉛直筒に挿入され相対的に回動自在に嵌合する上部鉛直筒と、同上部機枠の前部を貫通して鉛直方向に昇降可能に支持された鉛直筒状体であって、その竪通し中心孔の下端に下方へ拡開するテーパ孔が形成された大径部に等間隔の複数の放射方向の鉛直中心面に沿ってカットされた下方へ開口する複数の軸方向スリットを有するとともに、同鉛直筒状体の上記大径部寄りの部位に片刃バイト及び又は平面バイトを突設してなるインナチャック筒及び同インナチャック筒の中心孔に挿通され下端に上記テーパ孔に嵌合するテーパ体が突設されてなり昇降することにより上記インナチャック筒の下端大径部の外径を拡縮する鉛直方向の締めつけピンと、同上部機枠の後端部の上面に立設され同上部機枠に内蔵された動力伝達手段を介して上記インナチャック筒を回転させる竪軸型モータを具えてなり前記取付台に対して嵌脱可能に形成された開先切削加工部とからなることを特徴とする円周開先加工装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-260714
  • 特開昭63-260714

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