特許
J-GLOBAL ID:200903053731144402
ハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体およびハロゲン化銀写真感光材料
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193433
公開番号(公開出願番号):特開平6-067366
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】 実用上充分な感度を有し、画質の向上したX線画像を与える新規なハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体を提供する。【構成】 ゲン化銀写真感光材料と、その両側に各々配置される二枚の放射線増感スクリーンとからなる放射線画像形成性の組体であって、増感スクリーンは、X線エネルギーが80KVpのX線に対して25%以上の吸収量を示し、感光材料は両面に感光層が備えられ、その感光層は上記増感スクリーンの主発光ピーク波長と同一の波長の単色光で露光し、現像処理し、露光面と逆側の感光層を剥離して測定した感光層の濃度が、最低濃度に0.5を加えた値になるのに必要な露光量が0.010ルクス秒から0.035ルクス秒となる感度を有し、感光材料の前側に配置した増感スクリーンより発光する光が、感光材料の後側の感光層に放射するクロスオーバーが10%以下である。
請求項(抜粋):
ハロゲン化銀写真感光材料と該感光材料の前側および後側にそれぞれ配置される二枚の放射線増感スクリーンとからなる放射線画像形成性の組体であって、(1)放射線増感スクリーンの内の少なくとも一方は、X線エネルギーが80KVp のX線に対して25%以上の吸収量を示す放射線増感スクリーンであり、(2)ハロゲン化銀写真感光材料は、支持体の前側および後側にそれぞれハロゲン化銀写真感光層が備えられた構成を有し、少なくともその内の一方の感光層は、上記(1)で規定した放射線増感スクリーンの主発光ピーク波長と同一の波長を有し、かつ半値幅が15±5nmの単色光で露光し、下記組成の現像液を用い、現像液温度35°C、現像時間25秒で現像処理し、露光面と逆側の感光層を剥離したのち測定して、該感光層にて得られる濃度が、最低濃度に0.5を加えた値になるのに必要な露光量が0.010ルクス秒から0.035ルクス秒となる感度を有し、 現像液組成 水酸化カリウム 21g 亜硫酸カリウム 63g ホウ酸 10g ハイドロキノン 25g トリエチレングリコール 20g 5-ニトロインダゾール 0.2g 氷酢酸 10g 1-フェニル-3-ピラゾリドン 1.2g 5-メチルベンゾトリアゾール 0.05g グルタルアルデヒド 5g 臭化カリウム 4g水を加えて1リットルしたのち、pH10.02に調節する、(3)ハロゲン化銀写真感光材料の前側に配置した放射線増感スクリーンより発光する光に対して、該ハロゲン化銀写真感光材料の後側の感光層に放射するクロスオーバーが10%以下であることを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料と放射線増感スクリーンとの組体。
IPC (4件):
G03C 5/17
, G03C 1/00
, G03C 5/29
, G21K 4/00
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