特許
J-GLOBAL ID:200903053733817200

オレフィン重合用固体触媒成分の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-246295
公開番号(公開出願番号):特開平6-093030
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【構成】アルミノキサンを無機酸化物に接触反応させて担持して得た固体触媒成分に、遷移金属化合物を接触させた後、水および/または酸素を接触処理してオレフィン重合用固体触媒成分を製造する方法。あるいは、アルミノキサンを無機酸化物と接触反応させて得られる固体触媒成分に、予め水および/または酸素を接触処理した後、遷移金属化合物を接触させてオレフィン重合用固体触媒成分を製造する方法に関する。【効果】高活性で微粉の少ない粒度の比較的大きい高嵩比重であるポリα-オレフィンを生産性良く製造することができる。
請求項(抜粋):
トリアルキルアルミニウムを水で加水分解して得られる下記一般式(化1)あるいは(化2)(式中、Rは炭素数1〜4の炭化水素残基、nは1〜50の整数。)で表されるアルミノキサンを、【化1】【化2】無水あるいは10重量%以下の吸着水を有する無機酸化物に接触反応させて担持して得た固体触媒成分に、さらに下記一般式の(化3)あるいは(化4)(式中、AおよびBは1価または2価の不飽和炭化水素残基、またはMと結合している窒素原子、酸素原子、珪素原子、燐原子または硫黄原子を含む互いに同じか異なる配位子であり、A’およびB’はRで架橋された同じかまたは異なる1価または2価の不飽和炭化水素残基、またはMと結合している窒素原子、酸素原子、燐原子または硫黄原子を含む配位子を、Rは2価の窒素原子、酸素原子、珪素原子、燐原子または硫黄原子を含む残基または側鎖を有してもよい直鎖状飽和炭化水素残基またはその直鎖の炭素原子の一部または全部が珪素原子、ゲルマニウム原子もしくは錫原子で置換されている残基を、Mは周期律表第4族または第5族から選ばれる金属原子を、そしてXはMと結合したハロゲン原子、炭素原子、窒素原子、酸素原子、珪素原子、硼素原子、燐原子または硫黄原子を含む配位子)で表される遷移金属化合物を、【化3】【化4】接触させてなるオレフィン重合用固体触媒成分を製造するにあたり、該アルミノキサンを無機酸化物に接触反応させて得た固体触媒成分に、あるいは該固体触媒成分に遷移金属化合物を接触せしめた後、水および/または酸素を接触処理して用いることを特徴とするオレフィン重合用固体触媒成分の製造方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-224808
  • 特開平1-315407
  • 特開平4-224808
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