特許
J-GLOBAL ID:200903053739958530

加硫制御方法及び加硫システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159602
公開番号(公開出願番号):特開平7-009457
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 タイヤの加硫処理を行う場合に、未加硫や過加硫となることなく、最適にタイヤを加硫する。【構成】 処理されるタイヤ48の初期の設定条件に基づき、加硫が開始される(ステップ102〜106)。次にタイヤ各部分に対応する温度が計測され(ステップ108〜112)、FEM解析によって推定される温度から最遅点を決定し(ステップ114、116)、推定される温度に基づいて最遅点の加硫度及び構成材料毎の加硫反応率を求め(ステップ117)、この加硫反応率が所定値に達するまでの加硫時間を予測する(ステップ118)。予測された加硫時間は、現在の加硫時間と比較され、予測された加硫時間となるまで加硫機をフィードバック制御する(ステップ120、122)。加硫機は、予測加硫時間を経過した時点で、最適に加硫されたと判断して停止される(ステップ124)。
請求項(抜粋):
被加硫材料を構成する複数の構成材料の各々について、加えられたエネルギーと加硫反応量との関係を表す加硫反応特性を予め測定し該加硫反応特性に基づいて加硫反応速度に関連した物理量を予め求め、前記被加硫材料の複数位置の各々について、加硫中に時系列的に被加硫材料の境界温度を計測し計測された該境界温度を用いて熱伝導解析を行って前記複数位置の温度を推定し推定した温度に基づいて加硫度を求め、求めた加硫度と、前記加硫反応速度に関連した物理量とに基づいて前記複数位置の加硫反応状態量を求め、求めた全ての加硫反応状態量が予め定めた所定値になるまでの被加硫材料に加えるエネルギーを求め、その求めたエネルギーにより加硫制御する、加硫制御方法。
IPC (5件):
B29C 35/02 ,  B29C 33/02 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00

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