特許
J-GLOBAL ID:200903053741332746

カルボラン含有ケイ素系重合体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043684
公開番号(公開出願番号):特開平11-240956
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 簡便な合成方法で得ることができる、耐熱性及び難燃性に優れたカルボラン含有ケイ素系重合体を提供する。【解決手段】 一般式(1)、(2)及び(3)で表される繰り返し単位、又は、一般式(1)及び(3)で表される繰り返し単位を分子中に持つケイ素系重合体と、一般式(4)又は一般式(5)で表されるシリル置換カルボラン誘導体とを反応させることにより得られるものであって、重量平均分子量が500以上である。
請求項(抜粋):
一般式(1)、一般式(2)及び一般式(3)で表される繰り返し単位、又は、一般式(1)及び一般式(3)で表される繰り返し単位を分子中にもつケイ素系重合体と、一般式(4)又は一般式(5)で表されるシリル置換カルボラン誘導体とを反応させることにより得られるものであって、重量平均分子量が500以上であることを特徴とするカルボラン含有ケイ素系重合体。【化1】〔式(1)中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数6〜30のアリール基を示し、それぞれ同じであっても異なっていてもよい。なお、二つのエチニレン基及びR1 〜R4 のベンゼン環に対する位置は任意である。式(2)中、R5 は、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数6〜30のアリール基を表し、R6 は、炭素数1〜20のアルキレン基又は炭素数6〜30のアリーレン基を示すが無くてもよい。なお、R6 が無い場合は、ケイ素原子にビニル基が直接結合する。式(3)中、R7 及びR8 は、炭素数1〜20のアルキレン基又は炭素数6〜30のアリーレン基を示すが無くてもよい。なお、R7 及びR8 が有る場合は、それぞれ同じであっても異なっていてもよく、R7 及びR8 が無い場合は、ケイ素原子にビニル基が直接結合する。式(4)、(5)中、R9 〜R11は炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数6〜30のアリール基を表す。また、カルボランはCBxHx’Cで表される2価のかご状のホウ素化合物であり、x、x’は3〜16の整数を表す〕

前のページに戻る