特許
J-GLOBAL ID:200903053742395016

茶飲料の脱気方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 浩明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-037813
公開番号(公開出願番号):特開平7-222553
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 褐変等を少なくするための茶飲料の脱気方法の提供。【構成】 平均細孔径が0.1〜25.0μmの微細孔を備える分相法多孔質ガラス膜材13が用いられ、その一側面13aの側に不活性ガスを圧入して陽圧とし、相対的に陰圧となる他側面13bの側を流下する茶液の液相中に前記微細孔を介して透過する不活性ガスにより微細気泡を生成させ、該微細気泡の側に液相中の溶解気体を気液平衡による物質移動をさせて脱気する。
請求項(抜粋):
緑茶の茶葉を飲用水で抽出する茶液抽出工程と、抽出した茶液から溶存気体を除去する脱気処理工程とを少なくとも含み、該脱気処理工程は、成形したホウケイ酸ガラスを熱処理によりSiO2 に富んだ酸に溶けにくい第1相と、SiO2 が比較的少なく酸に溶けやすい第2相とに分相させ、酸処理、さらに必要に応じてアルカリ処理により第2相を溶出させて形成された、肉厚方向へと通じる多数の微細孔を有し、その平均細孔径が0.1〜25.0μmの範囲内にあるSiO2 を主体とする骨格からなる分相法多孔質ガラス膜材が用いられ、該分相法多孔質ガラス膜材の一側面の側に不活性ガスを圧入して陽圧とし、相対的に陰圧となる他側面の側を流下する茶液の液相中に前記微細孔を介して透過する前記不活性ガスにより微細気泡を生成させ、該微細気泡の側に液相中の溶解気体を気液平衡による物質移動をさせることによって脱気することを特徴とする茶飲料の脱気方法。

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