特許
J-GLOBAL ID:200903053747556352
給紙装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167820
公開番号(公開出願番号):特開平11-011707
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 捌き機構を備えた給紙装置であって、その捌き性能を維持しつつ、給紙時間を短縮することが可能であると共に、CPMを低下させることなくシート間隔を調整することができる給紙装置を提供することを目的とする。【解決手段】 縦搬送ローラ41の搬送速度より遅い第1の給紙速度で、給紙カセット21から繰り出され、捌きローラ31cで捌かれ、分離された1枚のシートSの先端が、給紙センサー31dで検出されると、給紙ローラ31bの給紙速度を、縦搬送ローラ41の搬送速度と同程度の第2の給紙速度まで増速させる。さらに、連続給紙時には、ピックアップローラ31a、給紙ローラ31bを駆動する給紙モータが起動されてから、記録シートの先端が給紙センサー31dで検出されるまでの時間が基準時間よりも短い場合には、給紙ローラ31Bの給紙速度を増速させるタイミングを所定の遅延時間分だけ遅らす。
請求項(抜粋):
シート収納部に積載されたシートを1枚ずつ給送する給紙装置であって、シート収納部の近傍に設けられ、給紙ローラと協働してシートを捌く捌き部材と、当該捌き部材の下流側に配され、シートをさらに下流に搬送する搬送ローラと、前記捌き部材と前記搬送ローラとの間に設けられ、シートの有無を検出するシート検出手段と、前記給紙ローラを駆動するための給紙モータと、給紙モータが起動されてからシートの先端がシート検出手段で検出されるまでの時間を計測するタイマーと、シート収納部からシートを取り出すタイミングで、前記給紙モータを起動すると共に、前記シート検出手段によりシート収納部から取り出されたシートの先端が検出されるまでは、給紙ローラによる給紙速度が搬送ローラによる搬送速度よりも遅い第1の速度になるように給紙モータの回転速度を制御し、前記シート検出手段によりシートの先端が検出された後は、給紙速度が搬送速度とほぼ同じ第2の速度になるように給紙モータの回転速度を増速制御する給紙モータ制御手段と、連続給紙か否かを判定する給紙状態判定手段と、連続給紙と判定されると、前記タイマーの計測結果が規定時間よりも短い場合には、当該シートについて、所定の遅延時間分、給紙モータの回転速度を増速させるタイミングを遅らせる増速遅延手段と、を備えたことを特徴とする給紙装置。
IPC (3件):
B65H 3/06 350
, B65H 3/06 340
, B65H 5/06
FI (3件):
B65H 3/06 350 A
, B65H 3/06 340 G
, B65H 5/06 M
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