特許
J-GLOBAL ID:200903053752164632

流動床酢酸ビニル触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348221
公開番号(公開出願番号):特開2000-176285
出願日: 1999年12月07日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】 一層有利な活性/選択性の特性を有すると共に磨損に対し一層耐性であるVAM触媒、特に流動床触媒を提供する。【解決手段】 エチレンと酢酸と酸素含有ガスとから流動床条件下で酢酸ビニルモノマーを製造するのに有用な触媒活性物質は、支持体内に微細分散された触媒活性パラジウム微結晶を含有する多孔質微小球状支持体からなっている。この触媒物質は、活性および選択性を維持すべく金の混入を必要としない。触媒活性の小パラジウム微結晶が支持体内に微細分散される酢酸ビニル流動床触媒の製造方法は、パラジウムに対し親和性を有する支持体の内部に選択金属物質を分散させてパラジウムの極めて微細な微結晶を形成させる。親和性金属物質は予備形成された微小球状支持体に含浸させて分散させることができ、或いは可溶性パラジウム物質で含浸する前に支持体内に緊密混入することもできる。
請求項(抜粋):
流動床反応器システムにて酢酸ビニルを製造するのに有用な触媒物質の製造方法において:(i)予備形成された多孔質の微小球状支持体をパラジウム化合物および少なくとも1種の親和性金属化合物の溶液と接触させて、パラジウムおよび親和性金属が微小球状支持体中に微細分散されるようにし;(ii)パラジウム化合物をPd(0)微結晶まで還元し;(iii)促進剤量のアルカリ金属塩を支持体に添加し;(iv)得られる触媒物質を回収することを特徴とする触媒物質の製造方法。
IPC (7件):
B01J 23/58 ,  B01J 33/00 ,  B01J 37/02 101 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 67/04 ,  C07C 69/15 ,  B01J 8/20
FI (7件):
B01J 23/58 Z ,  B01J 33/00 G ,  B01J 37/02 101 A ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 67/04 ,  C07C 69/15 ,  B01J 8/20
引用特許:
審査官引用 (1件)

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