特許
J-GLOBAL ID:200903053759562080

モータの起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木 秀人 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-198282
公開番号(公開出願番号):特開平7-059385
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 起動信頼性が向上する起動方法の提供。【構成】 s1で初期設定が行われ、s2で励磁カウンタが2にセットされ、歩進タイマがT1 時間に設定されるとともに、起動時に励磁電流を供給する繰り返し回数nが設定される。s3では、コイルu,v,wの各相で順次休止期間を含まないで励磁電流の方向が負から正に逆転する逆励磁駆動動作が行われる。s4でモータが回転したか否かが判断される。s4で回転したと判断された場合には、s5で通常のバイポーラ駆動が行われ、その後加速駆動に移行する(s6)。一方、s4で回転していないと判断された場合には、s7で繰り返し回数nに1を加算して、s8で回数nが6よりも大きいか否かが判断される。s8で回数nが6よりも小さいと判断された場合には、s3に戻り、再び逆励磁駆動動作が行われる。s8で回数nが6よりも大きいと判断された場合には、s9で回数nが4にセットされて、s3に戻り、再び逆励磁駆動動作が行われる。
請求項(抜粋):
ステータコイルに電流を供給することによって励磁状態となって電流磁界を発生するステータコアを備えた静止部材と、このステータコアに発生する電流磁界との電磁相互作用により回転力を得るロータマグネットを備えたモータの起動方法において、前記ステータコイルの各相に休止期間を含まないで励磁電流が逆転する逆励磁駆動動作を順次行わせる工程と、この逆励磁駆動動作の後に前記回転部材の回転を検出する回転検出工程とを設け、前記回転検出工程で、当該モータの回転数が所定回転数に達していないと判断した場合に、次の逆励磁駆動動作を遂行するとともに、当該モータの回転数が所定回転数を越えたと判断した場合に、次の逆励磁駆動動作を終了させることを特徴とするモータの起動方法。

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