特許
J-GLOBAL ID:200903053766203290

サーボ系の調整方法及びそのサーボ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085425
公開番号(公開出願番号):特開平8-006603
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 低周波での特性が2重積分型の伝達関数で表わされる制御対象を有したサーボ系において、調整を容易にし、構成も簡単で、しかも優れた制御を可能にする。【構成】 制御対象1に対し、制御偏差の積分値と該制御対象1の出力である被制御量及びその微分値にそれぞれ所定の係数を乗じた値を加算することで制御入力uを生成する積分-比例微分型補償器7を設ける。そして、前記被制御量の微分のゲインF1 と被制御量のゲインF2 との比を、該被制御量のゲインF2 と前記制御偏差の積分のゲインHとの比の略2倍乃至3倍に設定し、かつ、前記被制御量の微分のゲインF1 を、該被制御量の微分のゲインF1 と被制御量のゲインF2 との比の1.5倍以上の値を制御対象のゲインKで除した値に略等しく設定してサーボ系を調整する。
請求項(抜粋):
低周波域で略2重積分型の特性を持つ制御対象に対し、制御偏差の積分値と該制御対象の出力である被制御量及びその微分値にそれぞれ所定の係数を乗じた値を加算することで制御入力を生成する積分-比例微分型の補償方式のサーボ系の調整方法において、前記被制御量の微分の帰還利得と被制御量の帰還利得との比を、該被制御量の帰還利得と前記制御偏差の積分の利得との比の略2倍乃至3倍に設定し、かつ、前記被制御量の微分の帰還利得を、該被制御量の微分の帰還利得と被制御量の帰還利得との比の1.5倍以上の値を制御対象の利得で除した値に略等しく設定して調整することを特徴とするサーボ系の調整方法。
IPC (5件):
G05B 11/36 ,  G05B 11/42 ,  G05D 3/12 305 ,  G05D 3/12 ,  G05D 3/12 306
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-251902
  • 特開昭62-126401
  • 特開昭63-251804
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