特許
J-GLOBAL ID:200903053768767043

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-314926
公開番号(公開出願番号):特開平10-252622
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 フロントケース7内部に浸入した水をスムーズに排出でき、且つ排出した部位からは安易に浸水できない排水構造を提供すること。【解決手段】 フロントケース7の開口部より浸入した水を排出するための排水構造は、溝7c、連通口54、及び排水孔55から成る。溝7cは、センタケース8と嵌合するフロントケース7の嵌合部の下側内周面に保持板(プレート部51a)の前方側から保持板(円環部51b)の下側を通って形成されている。連通口54は、保持板とセンタケース8との間で回転規制部材を保持する空間Sと溝7cとを連通するように形成されている。排水孔55は、連通口54より後方位置で溝7cからフロントケース7の外部に通じている。
請求項(抜粋):
エンジンに固定されるフロントケースと、回転力を発生する始動モータと、前記フロントケースと前記始動モータとの間に配されて前記フロントケースの嵌合部に嵌合し、前記フロントケース側空間と前記始動モータ側空間とを略遮蔽する遮蔽壁を有するセンタケースと、前記フロントケース及び前記センタケースに回転自在に支持されて、前記始動モータに回転駆動される出力軸と、前記出力軸にヘリカルスプライン嵌合するピニオンギヤを有するピニオン移動体と、前記始動モータの軸後方に配されて、前記始動モータの通電回路に介在されたモータ接点を開閉する電磁スイッチと、連結部材を通じて前記電磁スイッチの吸引力が伝達されて作動し、前記ピニオン移動体の回転を規制する回転規制部材と、前記センタケースの前記遮蔽壁との間で前記回転規制部材を径方向摺動可能に保持するプレート部、及びこのプレート部の外周部に形成され、このプレート部を前記遮蔽壁から所定の間隔に保つ円環部を備える保持板とを具備したスタータにおいて、前記遮蔽壁は、前記フロントケース側空間と前記始動モータ側空間を連通する連通孔と、この連通孔周辺に突起部とを備え、前記保持板は、前記プレート部が前記連通孔を軸方向から間隔を空けて覆うように配されるとともに、前記円環部には前記突起部と嵌合する軸方向切り欠きを備え、前記フロントケースの嵌合部に前記プレート部の前方側から前記プレート部の外周側を通って軸方向に形成された溝を備え、前記円環部の切り欠きと前記突起部との嵌合部には、前記回転規制部材を保持する空間と前記溝とを連通する連通口を形成し、前記フロントケースには、前記連通口より軸方向に変位した位置に、前記溝から前記フロントケースの外部に貫通する貫通孔を設けたことを特徴とするスタータ。
FI (3件):
F02N 11/00 T ,  F02N 11/00 H ,  F02N 11/00 V
引用特許:
審査官引用 (2件)

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