特許
J-GLOBAL ID:200903053769168070

刃付けされる工具およびこの工具の使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-184107
公開番号(公開出願番号):特開平7-040172
出願日: 1993年07月26日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】本発明の主要な目的は、刃付けされた工具を生産ラインの加工機に取付ける際のマシンセッティングを瞬時に行えるようにすることにある。【構成】シェービングカッタ10に、ICチップを内蔵したデータキャリア13が埋込まれている。このシェービングカッタ10は、刃部が摩耗した時に刃付機40によって刃付けされ、刃付け後にトライアルマシン41によってワークの試削が実施される。データキャリア13には、工具識別用データが記録されるエリアと、刃付機40によって刃付けされた時の刃部に関するデータが記録されるエリアと、トライアル加工時のデータが記録されるエリアなどが設けられている。このシェービングカッタ10が生産ラインの加工機45に取付けられた時、データキャリア13に記録されている上記データが加工機45に読込まれることにより、この加工機45のマシンセッティングが自動設定される。
請求項(抜粋):
刃部が所定量摩耗した時に工具刃付機によって刃付けされ、刃付け後にトライアルマシンによってワークの試削が実施されかつこのワークの精度が目標値に達したことが確認されてから生産ラインの加工機に取付けられる工具であって、上記工具の工具本体に埋込まれかつ外部から非接触でデータの書込みと読取りが可能なICメモリ内蔵データキャリアを備え、上記データキャリアには、この工具の識別用データが記録されるエリアと、この工具が上記刃付機によって刃付けされた時の刃部のデータが記録されるエリアと、この工具によって試削されたワークの加工精度が目標値に達した時の上記トライアルマシンの加工条件等に関するデータが記録されかつこの工具が生産ラインの加工機に取付けられた時に上記データを上記加工機に読取らせることにより上記加工機のマシンセッティングをなすトライアルデータ記録エリアと、を具備したことを特徴とする刃付けされる工具。
IPC (3件):
B23Q 3/155 ,  B23F 23/00 ,  B23Q 11/00

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