特許
J-GLOBAL ID:200903053771364960

画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野寺 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-319970
公開番号(公開出願番号):特開平7-177314
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 迅速な画像補正で高品位の読取画像を得る。【構成】 基準反射板6の走査で読取った基準読取データの異常の有無を検知する基準画像データ異常検知手段2の異常検知結果に基づいてプラテン走査手段7を基準反射板6の領域内で副走査方向に移動させ、基準反射板を再度読み取る基準反射板走査位置制御手段3と、正常な読取データが得られた場合のプラテン走査手段7の位置を検出する走査位置検知手段8の検出出力を記憶する補正データ読取位置情報記憶手段4とを備えた。【効果】 基準白色板や光学系の、きず、汚れ又はゴミ、ホコリの付着にかかわらず短時間で補正して高品位な読取画像を得ると共に、比較的不安定な光源を使用していても画像の各走査毎にシェーデング補正データの採取を可能とした。
請求項(抜粋):
原稿を載置するプラテンと、前記プラテンの走査開始部近傍に配置された基準反射板と、前記原稿および基準反射板を走査するプラテン走査手段と、前記基準反射板およびプラテンに載置された原稿からの反射光を結像光学系を介して入力するイメージセンサとを少なくとも備え、前記基準反射板のシェーディング補正データに基づいて前記原稿画像の読取信号に補正を施すように構成した画像読取装置において、前記基準反射板の走査で読取ったシェーディング補正データの異常の有無を検知するシェーディング補正データ異常検知手段と、前記シェーディング補正データ異常検知手段の異常検知結果に基づいて前記プラテン走査手段を前記基準反射板の領域内で副走査方向に移動させ、前記基準反射板を再度読み取るごとく前記プラテン走査手段を制御する基準反射板走査位置制御手段と、前記プラテン走査手段の位置を検出する走査位置検出手段と、前記基準反射板から正常な読取データが得られた場合の当該プラテン走査手段の位置を記憶するシェーディング補正データ読取り位置情報記憶手段と、を有し、原稿の読取りの際には前記シェーディング補正データ読取り位置情報記憶手段に記憶された位置でシェーディング補正データを読取り、その後原稿画像を読取ることを特徴とする画像読取装置。

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