特許
J-GLOBAL ID:200903053780694167

オイル処理用フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-144156
公開番号(公開出願番号):特開2000-210507
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】内燃機関の潤滑用オイルを濾過するカートリッジ型オイル処理用フィルタにおいて、その使用済のものの処分をし易くするために部品点数を少なくし、軽量化して取扱いを容易にする。リリーフバルブの材料費を節約し、製造を容易にしてコストを低減する。また、不燃部分と可燃部分を分別し易くし、不燃部分は再利用を図り、可燃部分は焼却し易くする。【解決手段】濾過体を保持するバネ部材とリリーフバルブを一体化し、バネ部材の貫通孔の周囲を弁座に利用して、弁板兼用板バネ又は平坦板バネと弁板、これらを保持する枠体により濾過体保持用板バネ付きリリーフバルブを構成する。濾過体を可燃物で構成し、バネ部材とリリーフバルブを不燃物で構成して一体化し、濾過体をこの一体物とケースからの分離を容易にする。
請求項(抜粋):
オイル循環回路の一方を構成するオイルを導入して使用しその使用後のオイルを送出するオイル使用体本体に接続して設けられる該オイル循環回路の他方を構成するオイル処理用フィルタにおいて、該オイル使用体本体のオイルを導入する導入部及びオイルを送出する送出部にそれぞれ連通する送出口及び導入口を一端側に有するケースと、透孔を有する両端開口の筒状体を有する支持部材の該筒状体の周側に濾過材を有し該筒状体の一端側開口部を上記送出口に連通させかつ該濾過材の外側に上記導入口を連通させるように該ケース内に設けられる濾過体と、該支持部材の少なくとも該筒状体の一端側を該ケースの一端側内側に押圧するように該支持部材の他端側に相対して該ケースの他端側内部に設けられるオイルを透過自在のバネ部材と、上記筒状体の他端側開口部に設けられる弁座と該弁座に押圧される弁板を有するリリーフバルブを有し、オイルを上記導入口より導入して上記濾過材を介して上記透孔を通過させて上記筒状体の一端側開口部側より上記送出口に送出し、上記濾過材の目詰まりにより所定圧になったときに上記リリーフバルブを作動させて上記筒状体内にオイルをその他端開口部側から導入してその一端側開口部側より上記送出口に送出するオイル処理用フィルタであって、上記バネ部材に上記筒状体に連通する貫通孔を形成してその周囲に上記弁座を形成し、上記弁板は該弁座に着座する部分を除いてオイルを透過自在であって該バネ部材に対して固定された板バネにより構成し、かつ上記バネ部材とリリーフバルブは一体に構成したオイル処理用フィルタ。
IPC (4件):
B01D 27/10 ,  B01D 27/08 ,  B01D 35/02 ,  B01D 35/147
FI (4件):
B01D 27/10 ,  B01D 27/08 ,  B01D 35/02 E ,  B01D 35/14 101
Fターム (6件):
4D026AA02 ,  4D026AA06 ,  4D026AA08 ,  4D026AB11 ,  4D064AA23 ,  4D064BM12
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る