特許
J-GLOBAL ID:200903053782467079

壁パネルの接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-317412
公開番号(公開出願番号):特開平9-137529
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【解決課題】衛生室ユニットにおける壁パネルの接合構造として、工具を用いることなく壁パネルの接合ができ、施工手間を簡略化し、また施工コストを低減できる壁パネル接合構造を提供する。【解決手段】一対の壁パネル10を接合するに際して、予め樹脂製のジョイント部材24を樹脂製の固定クリップ26によって一方の壁パネル10の補強フレーム18に固定しておく。そのジョイント部材24には一対の弾性引掛爪48を一体成形しておき、それら一対の弾性引掛爪48を他方の壁パネル10の補強フレーム18の一対の曲起し爪22のそれぞれに対して、互いに内側から且つ逆向きに掛止させることによって、ジョイント部材24により一対の壁パネル10を接合する。またジョイント部材24には延長部54を形成しておいて、その延長部54を補強フレーム18の裏面に当接状態とする。
請求項(抜粋):
ボードの裏面側且つ周縁部に沿って剛性の補強フレームが固設されて成る一対の壁パネルを左右隣合わせに配置して、それら壁パネル同士をジョイント部材により連結することによって、該一対の壁パネルを互いに接合する壁パネルの接合構造において前記補強フレームの裏面の幅方向中間部に縦のスリット状開口を設けて、該開口の左右両縁部からパネル表面側に起立する一対の曲起し爪を形成するとともに、前記ジョイント部材を、(a)プレート状の本体部と、(b)前記一対の壁パネルの互いに連結すべき補強フレームの一方に対応する位置において該本体部に設けられた固定部と、(c)他方の補強フレームに対応する位置において該本体部より突出状に設けられた一対の弾性引掛爪とを有し、前記本体部には、(イ)前記弾性引掛爪の位置より前記固定部とは反対方向に延びて前記他方の補強フレームの裏面に当接する延長部が形成されるとともに、前記一対の弾性引掛爪は、(ロ)前記本体部より立ち上がる弾性立上部と、(ハ)該弾性立上部の先端部に外向きに形成され、前記曲起し爪のそれぞれに対して内側から引掛かり、抜止作用を成す爪部とを備えた形態と成し、該ジョイント部材を前記固定部において前記一方の補強フレームに対し所定の固定手段により且つ前記延長部が前記他方の補強フレームの裏面に当接する状態に固定するとともに、該他方の補強フレームに対して前記一対の弾性引掛爪を前記スリット状開口内に且つ前記弾性立上部を互いに内側に弾性変形させつつ弾性挿入した上、各弾性引掛爪の爪部を前記各曲起し爪に対して互いに逆向きに掛止することによって、前記一対の補強フレームを該ジョイント部材にて連結し、以て前記一対の壁パネルを左右に接合するように成したことを特徴とする壁パネルの接合構造。
IPC (2件):
E04B 2/72 ,  E04H 1/12 301
FI (2件):
E04B 2/72 C ,  E04H 1/12 301

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