特許
J-GLOBAL ID:200903053783477426

溶射用トーチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001000589
公開番号(公開出願番号):WO2002-060593
出願日: 2001年01月29日
公開日(公表日): 2002年08月08日
要約:
ノズル(40)の前方部分に回転自在に収納され、中心に溶滴通路(61)を有する吐出口金(60)を備えた溶射用トーチにおいて、吐出口金(60)の先端部中央に溶滴(81)の吐出方向を変換する突起(63)を形成するとともに、吐出口金(60)の後端に当該吐出口金(60)から突出して、外筒(10)内に収納したエア噴出筒(50)内に配置される複数のアーム部(65)を一体化することにより回転エアが噴出されるエア噴射空間(66)を形成して、エア噴出空間(66)の外側に配置したエア噴出口(53)から噴出するエアによって吐出口金(60)に回転力を与えることにより、溶滴(81)を放射状に吐出するための吐出口金(60)の回転数を800r.p.m.〜6000r.p.m.の範囲とすることができ、配管内面やシリンダ内面の溶射を行うことができ、溶射膜(82)の厚さを最適なものとすることができる。
請求項(抜粋):
外筒(10)内に収納した電極間に形成されるアークによりプラズマ化した作動ガス、または外筒(10)内を通して供給されて高温状態で燃焼している燃焼ガスによって、外筒(10)内に順次供給されてノズル(40)にて加熱溶融される溶射材料(80)を作動ガスまたは燃焼ガスにより吹き飛ばすことにより溶滴(81)を形成し、この溶滴(81)を作動ガスまたは燃焼ガスとともに噴射させるべく、ノズル(40)の前方部分に回転自在に収納されて、中心に溶滴(81)のための溶滴通路(61)を有する吐出口金(60)を備えた溶射用トーチ(100)において、 吐出口金(60)の先端部中央に、溶滴(81)の吐出方向を変換する突起(63)を形成するとともに、吐出口金(60)の後端に、当該吐出口金(60)から突出して、外筒(10)内に収納したエア噴出筒(50)内に配置される複数のアーム部(65)を一体化することにより、回転エアが噴出されるエア噴射空間(66)を形成して、 エア噴出空間(66)の外側に配置したエア噴出筒(50)のエア噴出口(53)から噴出するエアによって吐出口金(60)に回転力を与えるようにしたことを特徴とする溶射用トーチ(100)。
IPC (2件):
B05B7/20 ,  C23C4/12
FI (2件):
B05B7/20 ,  C23C4/12

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