特許
J-GLOBAL ID:200903053787571796

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006695
公開番号(公開出願番号):特開平10-203146
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 エンジン等の冷却水の温度上昇速度が遅い車両においても暖房の立ち上がり特性がよく、省エネルギ性、防曇性、乗員の快適性に優れた車両用空調装置を提供する。【解決手段】 エンジン始動直後は凝縮器60、ヒーターコア80を暖房の熱源とし、フル内気循環方式で暖房する。凝縮器80による暖房を解除したときにインテークドア30を作動させ、フル内気循環方式を解除して防曇性を維持する。外気の導入、凝縮器80による暖房の解除による空調装置吹出口での温度低下量を予測し、この予測値に基づき、ブロアファン40への印加電圧を下げ、ダクトハウジング100内の風量を下げてヒーターコア80通過時の空気に与える熱量を増し、吹出口温度を維持する。
請求項(抜粋):
車両搭載機器の冷却媒体による第1の熱源と、除湿暖房運転可能なエアコンサイクルによる第2の熱源と、暖房運転時に、前記第1の熱源から得られる熱量が第1の所定値に達しないときには前記第1および第2の熱源を併用する併用暖房モードを選択する一方、前記第1の熱源から得られる熱量が前記第1の所定値に達したときには前記第1の熱源のみを用いる通常暖房モードを選択する暖房モード選択手段と、前記暖房モード選択手段により選択された暖房モードに基づいて暖められた空気を車室内に吹き出すブロアファンと、前記暖房モード選択手段が前記併用暖房モードを選択したときには前記車室内の空気を循環空調する内気循環モードによる暖房運転をおこなう一方、前記暖房モード選択手段が前記併用暖房モードから前記通常暖房モードへ切り換えたときには前記内気循環モードを解除する空調制御手段とを有する車両用空調装置において、前記空調制御手段は、前記併用暖房モードから前記通常暖房モードへの切換時に前記ブロアファンの送風量を低下させることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624
FI (2件):
B60H 1/22 ,  B60H 1/32 624 H

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