特許
J-GLOBAL ID:200903053792397630
有機官能シロキサンの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-106420
公開番号(公開出願番号):特開平6-057000
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は末端オルガノ官能ポリジオルガノシロキサン重合体及びオルガノ官能ポリジオルガノシロキサン共重合体の製造方法についてである。【構成】 本願方法は末端塩素ポリジオルガノシロキサン重合体を、(1)オルガノ官能クロロシラン末端ブロック体と反応させて末端オルガノ官能ポリジオルガノシロキサン重合体を形成するか、又は(2)オルガノクロロシラン末端ブロッ体とオルガノ官能ジクロロシランの混合物とを反応させてオルガノ官能ポリジオルガノシロキサン共重合体を形成することを包含する。本願方法は塩化水素の水性溶液の存在下において行われるが、この場合加水分解性の珪素に結合した塩素に対して理論上過剰の水が用いられる。また、本願方法はランダムに分布したポリ-5-ヘキシニルメチルシロキシブロック及びポリジメチルシロキシブロックを含むシロキサン共重合体を製造するために特に有用である。
請求項(抜粋):
末端オルガノ官能ポリジオルガノシロキサン重合体の製造方法であって、(A)次の式の末端塩素ポリジオルガノシロキサン重合体、【化1】ここでRは1から20個の炭素原子のアルキル基、4から20個の炭素原子のシクロアルキル基及びアリール基から成る群から独立して選ばれた基であり、そしてnは1から1,000の整数である、並びに次の式のオルガノ官能クロロシラン末端ブロック体、【化2】ここでR1 は2から20個の炭素原子のアルケニル基及び1から20個の炭素原子のハロアルキル基から成る群から選ばれたオルガノ官能基であり、Rは前に述べた通りであり、aは1,2又は3、bは0,1又は2そしてa+bは3である、を含む混合物を形成し、(B)この混合物を5から36重量%の塩化水素を含む理論量過剰の水と接触させ、そして(C)次の式の末端オルガノ官能ポリジオルガノシロキサン重合体【化3】ここでR,R1 、a及びbは前に述べた通りであり、そしてxはn+1から1,000の整数である、を分離することを包含する方法。
引用特許:
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