特許
J-GLOBAL ID:200903053794287793
心線被覆の劣化診断方法及び心線被覆の劣化診断装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-043570
公開番号(公開出願番号):特開平7-253416
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】この発明は、ケーブル心線被覆等の劣化、被覆の亀裂による損傷を簡便に診断するために、パルスピークの強度及び数とスペクトル分布の違いの両方から深さ100μm程度の亀裂信号とスペクトル分布の違いを得て、心線被覆の劣化程度を診断することを特徴とする。【構成】送受信部20から電気的パルス信号を送信して、超音波センサ部10から超音波パルスを心線被覆2に対して入射する。そして、心線被覆2内のケーブル心線1、或いは亀裂3から反射された超音波信号を、超音波センサ部10で電気信号に変換する。そして、この超音波センサ部10から送受信部20に供給して増幅する。この受信信号(波形)を、劣化診断部30で解析、処理して、亀裂3による劣化程度(D)を算出する。この結果を、表示記憶部40に出力すると共に記憶する。
請求項(抜粋):
導体に被覆を施した心線の該被覆の亀裂を測定し、上記被覆の劣化度を検出する方法であって、上記被覆表面に所定の入射角度と所定の時間間隔で超音波パルスを入射し、その反射波を時間間隔毎に所定の観測時間で測定する第1のステップと、この第1のステップで観測した反射波をデジタル変換した反射強度列と所定の亀裂判定振幅値を比較して亀裂に起因する亀裂反射波を検出する第2のステップと、上記反射強度列をスペクトル分析して亀裂スペクトル波を求める第3のステップと、上記心線の所定測定範囲に亘って上記第1のステップ乃至第3のステップを実行した後、亀裂毎の上記亀裂反射波からは単一の第1の劣化指数を、亀裂毎の上記亀裂スペクトル波からは単一の第2の劣化指数を求める第4のステップと、上記第1の劣化指数と上記第2の劣化指数に基いて上記被覆の劣化度を算出する第5のステップと、を具備することを特徴とする心線被覆の劣化診断方法。
IPC (3件):
G01N 29/10 506
, H02G 1/00
, H02G 1/02 323
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